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2010年7月29日 (木)

但馬 新宮城跡(兵庫県養父市)

城跡は養父市十二所小谷にあって、養父中学校の北背後に聳える山の尾根先端部に位置している。城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには既にリポート掲載を終えた十二所城、軽部城などを起点とすれば分かり易いとは思われるが、国道9号から県道6号へ進路変更した後はルート図の如く「養父中」を目印として進行すればよい。直登取り付き地点となるのは老人ホームの北側にある集合墓地の奥からで、墓地背後の斜面に取り付いてそのまま山上を目指せば15分程度で主郭へは辿り着ける筈である。ただ砦規模の山城とは言え険峻さを誇る山城でもあり、自ずと激斜面を上る(藪漕ぎはない)事になるので、最初に登山する覚悟が必要とは思われる。

1route 登城ルート

4_2 城跡遠望

7 直登口

10_minami_horikiri 南堀切見所

12_shukaku_2 主郭の現状

13_kita_horikiri 北堀切見所

現状(六月)城跡は藪城を覚悟して臨んだが、意外にもある程度見通しが利く状態にあり、この時期にしては雑木も密生していないので動き回り易く、郭跡を除けば分かり易い遺構でもある主郭を挟んだ形の二本の堀切は、明確なものを拝む事が可能な状況となっている。山上郭群は僅かながらの高低差で四段に分かれていたものと察せられるが、長年の風化によって段差は非常に曖昧なものとなっており、現状では単郭の城跡としか見受けられないものでもある。もちろん砦規模の山城なので最初から多くは望めないが、数百年に渡る風雪をしのいで現在まで至ったのかと思えば、非常に感慨深いものを感じるのである。

城跡を個人的に評価すれば、無名に近い山城であればこその風情は充分感じられるので、この状態を思えば上ってまで窺う価値は充分あるものと見た。規模を問わず険峻な山城が好きな方にはお薦めは出来るだろう。

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