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2010年6月19日 (土)

赤尾城跡(京都府与謝郡)

城跡は京都府与謝郡与謝野町温江にあって、ルート図でお分かり頂ける様に、既にリポート掲載を終えた稲荷山城から見れば、直ぐ真南側にある丘陵先端部に位置している。この城跡も立地環境から、温江城を中心とした城塞群の一部とも見受けられるが、対岸に位置する稲荷山城を含み、西側に並んで築かれた東、西百合城を思えば、機能としては東側に繋がる谷筋を、意識的に防備したとしか想像が付かないのが現状でもある。城史に関しての詳細は不明

1_1_4 登城ルート

6 城跡進入口

1_2_6 城跡概念図

城跡を訪れるには、先に触れた温江稲荷山城を起点とすれば分かり易いが、既にこの山城を訪れた方であれば位置確認は容易い筈である。これから臨まれる方は国道176号を走って向い、ルート図における常栖寺を目指して赤線を辿れば迷わず辿り着けるとは思われる。直登口は概念図(画像に注目)に示したが、ビニールハウス横の畦道を通過してそのまま藪の少ない箇所を登り切れば、直ぐにでも主郭が迎えてくれる筈である。

現状(四月)城跡は全域に渡って矢竹が蔓延っており、その間をすり抜けての移動は余儀なくされる状態にあり、全体像の視認は非常に困難を来たす状況でもあるが、それでも歩き回れば、何とか郭跡及び堀切の確認は出来るまでの状況にはある。主郭は規模も小さく砦規模の城跡と言う事にはなろうが、南尾根上までも縄張りとして取り込んだとも見受けられ、一部の郭跡には切岸跡の窺える削平地も存在している。現在ビニールハウスのある西側は農地として随分地形改変が窺われるものであり、郭跡も多少消失したものとも察せられたが、東側は沢水の流れる自然空堀地形(溝状)となっているので、ほぼ当時のままとも見受けられた。

14_shukaku 主郭内部の現状

16_horikiri_1 堀切見所

15_horikiri_dobasi 堀切土橋

18_higasi_sanjyou_kaku_1 山上郭

城跡を個人的に評価すれば、状態がもう少し良いのであれば、何とかお薦めの城跡として紹介は出来たが、冬枯れ後の状態でこれでは、これから先も多くは期待出来ず、興味のある方のみが対象となる城跡と言う事になるだろう。この温江地区に存在する城跡訪問の一環とするのであれば、何とか納得の行く山城巡りとなる様な気はしたが、、、。

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