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2010年5月 4日 (火)

水呑城跡(京都府船井郡)

この城跡は京都府船井郡京丹波町水呑(ミズノミ)にあって、八幡山古城」の別称を持っている。個人的には何時もの如く所在地の確定はもちろん、何の事前情報も得られないままの現地訪問となったが、城跡を地元で尋ねれば、年配の方のほとんど(四人)は城跡の存在すら御存知ではなかった。しかし城跡の所在地でもある八幡山(標高427m)を訪ねれば直ぐに確認する事は出来たので、無名に近い山城訪問としては幸先の良いスタートを切る事が出来た。この経緯あるいは山容(凄い険峻)から考えても、山頂までの厳しい直登は直ぐに頭をよぎったが、取り合えず直登ルートは掲載したので、これから訪れる方は是非参考にして頂きたい。尚、城史に関しての情報は皆無に近いものであるが、直ぐ近くに山内氏の居城でもある三ノ宮城がある事からも、一応山内氏一族の居城(出城とすればその家臣)は伝わっているようでもある、詳細は不明。

1_2 登城ルート

4_1 登山口

城跡へ訪れるには既にリポート掲載は終えたが、三ノ宮城を起点とすれば直ぐに位置関係は把握出来るものとは思われる。取り合えず国道173号へ進入する事が先決となるが、国道9号が交わる和田の信号から5kmも走れば右折して、そこから八幡山を目指す事になる。国道沿いからでも遠くにあるその険しい山容(三角錐)は直ぐ目に留まる筈であるが、直登口はルート図に示したバス停向いの丘陵先端にある墓地(画像に注目)からで、そこをスタート地点として、更に尾根伝いに山頂に向いて上られる事をお薦めしたい。尚、最短ルートは本谷集落側の墓地背後からで、流石に等高線でお分かり頂ける(比高150m以上)様に、藪漕ぎはもちろん激斜面の厳しい直登は余儀なくされた。それでも20分内で山頂まで何とか辿り着く事は出来たが、、、

14_one_horikiriato 南尾根上の堀切の痕跡

13_minami_one_kaku 南尾根上の削平地

11_sanjyoukaku_3 山上主郭

現状城跡は、四月に入っても尚山上には残雪が少しあったが、京丹波でも更に北に位置する事や、この標高を考えれば当然の事かも分からない。個人的に山上主郭を見る限り、多少の段差や切岸跡が僅かに窺われる狭小帯郭は見止められたが、突出した形の山上にほぼ単郭で形成されている、砦規模の山城である様には見受けられた。ただ更に山頂から北へ下りた尾根上(状態が非常に悪い)、更に本谷側における枝尾根上までは踏破出来なかったので、遺構も決してこの限りとは思えないのだが、、、? 他ではスタート地点とした墓地側の尾根上削平地に、僅かながら堀切の痕跡が見止められたが、これも掲載した画像でお分かり頂ける様に、倒木や下草で判別もし難く、遺構としての判定は現時点では下せなかった。

今回の訪問リポートでは未踏箇所が多く残った事もあって、城跡としての評価はし難いものがあるが、個人的には少しでもこの山城に興味を抱かれていた方への現況報告、あるいは山城の所在地確認として役立ったのであれば良しとしたい。

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