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2010年5月27日 (木)

万久里城跡(兵庫県養父市)

城跡は兵庫県養父市関宮町万久里(マクリ?)にあって、万久里集落より更に谷筋を北に遡った標高338mの山上に位置している。この山城も限りなく無名に近い山城であり、現状城史に関しての詳細は不明となっている。

城跡を訪れるには、既にリポート掲載を終えた尾崎天王山城を起点とすれば分かり易いが、ルート図に示した様に国道9号線より尾崎集落の東手前に位置する万久里集落を目指し、集落に辿り着けば国道沿いに「ローソン」から北へ針路変更、後は林道に進入してそのまま配水施設まで車で上ればよい。四駆なら更に城跡付近までは向かえるが、車が大事ならこの配水施設に駐車してここから歩いて上られる事をお薦めしたい。ここから歩いても山上主郭までは20分程度で到達出来る筈である。

1 登城ルート

10_tozanguti_1 林道からの進入口

1_2 城跡概念図

12_2 登山中における石垣跡

17_gakejyou_dobasi_2 土橋地形見所

18_horikiri_2 堀切見所

21_shukaku 主郭内

23_obi_yori_heki 帯郭より主郭切岸

現状(四月)城跡は意外にも藪化までには至っておらず、砦規模の縄張りは見て回り易く把握し易い状態にある。概念図に示した様に目に留まる遺構は非常に数も少なく、僅かに窺われる土塁跡、堀切跡、痩せ尾根上の両サイドを削り落とした土橋地形が唯一城跡を物語るものであり、唯一尾根を断つ堀切と土橋地形が見所とも思えるが、深く刻まれた空堀ではないので、見応えには多少欠けるのが現状でもある。ただ遺構は手付かずのまま現在まで至ったものと思えた事から、遺構残存度は非常に高い城跡とも窺え、当時を物語る史跡としての値打ちは決して下がるものではないものと見た。

城跡を個人的に評価すれば、但馬地方における山城に興味のある方には、八木川に沿って点在する山城巡りとしての一環とすれば、先にリポート掲載を終えた八木城、尾崎天王山城、蛇ヶ尾城など、どの山城と併せても同日訪問は充分可能であり、より充実した山城巡りが出来そうな気はしたが、、、

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