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2010年3月21日 (日)

高岡下村城跡/水戸城跡(京都府船井郡)

城跡は京都府船井郡京丹波町高岡下村にあって、竹野小学校付近から南西側に望むことが出来、独立して見える低山山上に位置している。城史に関しての詳細は不明

城跡へ京阪神側から向うのであれば、国道9号を経由して「丹波水戸」の信号を左折、一般道702号へ針路変更後は、竹野小学校を右に見て大規模な建物と駐車場のある「丹波食彩の工房」を目指せば分かり易い。車は広い駐車場に預ければよいとは思われるが、そこからルート図の如く直登進入口まで歩き、画像に示した消火栓の先にある民家横から墓地までは山道が繋がっており、そこから先にある開閉フェンスを通過して、更に山上を目指せば迷わず辿り着ける筈である(10分程度)。尚、ルート図中に記した水戸殿谷城は、規模も小さく尾根上に削平地と僅かに土塁と空堀が確認される程度でもあり、同日訪問すれば効率は良いとは思われたが、個人的には見応えからは程遠いものでもあり、興味を持たれた方の参考として、取り合えず直登口までのルートだけは記した。

1_1 登城ルート

6 進入口

1_2_3 城跡概念図

9_minami_one_kaku 南尾根上郭

15_shukaku_3 主郭内

16_shukaku_kirikisi 主郭マウンド地形の切岸

17_shukaku_kita_haigo 主郭北背後

現状(一月)城跡は相当藪化が進行しているが、概念図に示した様に南尾根上の郭と山上における三郭で形成された砦規模の山城と見受けられ、複雑な遺構も皆無である為に、遺構見学においてはほぼ差障りのない状態にある。明確に判別可能な残存遺構は切岸跡だけと言っても過言とは思えないものであり、それは主郭背後の切り立った崖状斜面、あるいは主郭内における僅かな郭境が僅かにそれを物語っている。山上主郭の周囲は非常に急峻な地形となっており、更に雑木が密生しているので縦堀の有無までは確認出来なかったが、尾根を遮る明確な堀切も存在していない現状を考えれば、この山城の単純な縄張りプランも自ずと見えてきそうには思われるのである。主郭背後の急斜面を北に下りれば、堀切の代用とも思える鞍部に到達するが、その付近で一箇所だけではあるが、縦堀地形(推察)を確認出来た事が唯一の収穫か、、、。

水戸殿谷城へは、ルート図の如く向えば迷わず山上主郭までは辿り着けるが、先に触れた様に僅かに残る窪み(堀切)と土塁の高まりが窺えるだけであり、今回のリポートにおいては所在地の確認、あるいは多少でも存在が気になっていた方への現況報告、あるいは道案内程度として、リポートは終えたいと思うのである。ただ縄張り妙味にも欠ける単純すぎる形態は、自然任せのほぼ完存と呼んでも差し支えなさそうには思えたが、本音を語ればこの地形を山城(城跡遺構)とするならば、まだ呼称の確定には及んではいないが、城跡遺構と呼ぶに相応しい山城は、少なからず存在している様には感じられたのである。

2 登城ルート

3_2 進入路

4 山上郭

5 堀切

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