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2010年3月11日 (木)

奥野部段城跡(京都府福知山市)

城跡は京都府福知山市奥野部にあって、既にリポート掲載を終えた奥野部城から見れば、集落に取り囲まれた真西側の丘陵先端部に位置している。奥野部城と直ぐ隣接している事からも出城としての機能は充分窺われるが推察の域は出ず、詳細は不明

城跡へは奥野部城を起点とすれば分かり易いが、ルート図の如く国道9号よりインテリアショップ「インテルナモリイ」の手前で西へ川沿いに針路変更、後は概念図に示した登城口まで車を走らせればよい。小型車なら付近に路駐可能なスペースもあるので、車の駐車には難渋しないだろう。登城口は画像に示したが、農機具小屋の傍から主郭に向う現状の空堀道は、既に城域でもあり当時の堀切とも察せられるものである。

1_1_3 登城ルート

9 西より城跡

11tozanguti 道路沿いの進入口(堀切)

1_2_3 城跡概念図

13horikiri 堀切(現状進入路)見所

30_minami_kaku 南郭

23_shukaku 主郭内

22 民家側の空堀末端部

現状(二月)城跡の東西南北は、傍まで住宅地あるいは農作地が迫っている事から、近年に於いて相当な地形改変は窺われるものであり、当時の状態は見学者の想像に全て委ねられるのが現状となっている。城跡の縄張り形態も見る限りでは想像も付き難いものであるが、主郭跡堀切、あるいは僅かに残る土塁跡だけが当時のままとも見受けられた。特に南郭と北堀切より北側は、先に触れた様に相当郭外壁は切り刻まれた様子が窺われるので、当時の面影は余り残っていないようにも思われた。状態としては規模の大きい主郭は低草木に一面が覆われており、地表が露見している箇所が少ないので、土塁などの遺構は僅かな地形の変化(盛り上がり)で推察するしかないのが現状でもある。少ない遺構ではあるが、見所を挙げるとすれば唯一堀切程度と言った処かも知れない。

この城跡の評価は難しいが、山城巡りの移動中に寄り道程度で訪問可能なお手軽感(車を下りて直ぐにでも到達可能)も加味して、純粋に城跡を史跡として楽しむのであれば充分お薦め出来ようが、遺構の醍醐味を問われれば少し返答に困るのが現実でもある。奥野部城とセットとした訪問であれば間違いなくお薦めは出来るが、、、。

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