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2010年3月 2日 (火)

東野城跡(京都府綾部市)

城跡は京都府綾部市物部町東野にあって、既にリポート掲載を終えた物部城あるいは高屋城ともほど近い距離にあり、丘陵先端部が城跡となっている。城跡へ向うには物部城と同じコースでよいが、スタート地点によって色んなルートが考えられるのでここでは割愛させて頂く。まずは綾部市内から府道9号へ進入する事が肝心となる。城跡を目指すには、近辺に目印となるものがないので説明し難いが、ルート図から府道9号と城跡の位置関係を把握して頂ければよいだろう。付近に辿り着けば、府道から丘陵までは遮るものがないので確認は容易い筈である。尚、城史に関しての詳細は不明

この城跡への登城口は、結果的には個人住宅地(敷地内)背後を通過しての山道は確認出来たが、ここでは付近をウロウロせず、更に怪しまれずに済む、概念図及び画像に示した道路沿いからの荒地(もちろん個人所有地とは思われるが、、)を通過した直登をお薦めしたい(5分内で主郭へ到達可能)。

1_1_2 登城ルート

8 城跡進入口

1_2_2 城跡概念図

11_dorui_1 西郭の土塁見所

15_shukaku 主郭内

17_koguti_dorui_1 南土塁虎口見所

18_shukaku_higasi_heki 主郭東切岸

21_horikiri_1 大堀切見所

23_higasi_yagura

東出郭、櫓台か?

現状(一月)城跡は、その全域が藪化の進行中にあって、郭内部に関しては木々に遮られて遠くから見通せる状態にはあらず、歩き回っての遺構確認は余儀なくされる状態にある。それでもコンパクトにまとまった城跡に複雑な遺構も見当たらない事から、ほぼ現存する遺構は判別出来るものとは思われる。概念図に描いたものが現状遺構として判別出来たものになるが、見所としては主郭背後に備わる土塁及び大堀切は真っ先に挙げられるだろう。堀切は高低差を伴うものであり、竹林地にあるとは言え全体像が窺われるものでもあり、相当な見応えは感じられよう。主郭南側には土塁が付随する虎口跡も明確に窺われ、取り合えず充分目は楽しませてくれる様には思われた。大堀切から更に東側にも郭は展開されているが、個人住宅地のある主郭北西側と同様に、後世においての地形改変は充分窺われるものでもあり、当時を探る上においては、その形態は中々把握し難いのが現状でもある。

冬季においても常緑樹の蔓延る見学し難い城跡ではあるが、堀切、土塁、虎口跡などは未だ健在でもあり、明確なものを拝む事が出来る事からも、山城ファンにはお薦めの城跡とは言えるのだが、一般の城跡(史跡)ファンにとってはお手軽感はあるが、それを納得しての訪問は少し厳しいかも知れない。

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