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2010年2月20日 (土)

内山城跡(京都府南丹市)

城跡は京都府南丹市八木町八木内山にあって、先にリポート掲載を終えた川関城と八木城との中間に位置しており、北側に単独で迫り出した丘陵上から山上中腹までが城域と見受けられる。川関城同様に八木城の支城あるいは出城とも窺えるが、全体の規模は川関城の倍以上のものであり、広大な主郭だけみても規模の違いは歴然としており、山上中腹に至るまでの城域は、300mに達しそうにも見受けられた。

城跡へは先に触れた川関城を起点にすれば分かり易いが、此方は八木駅東側にある二箇所の踏み切りの内、駅側の踏み切り(信号がある)を通過してルート図の如く西側(八木城の方向)に向えばよい。付近に到着後は概念図(進入口は画像に注目、住宅地の直ぐ横から)を参考にすれば、難なく便宜上の主郭までは到達出来るだろう。車は京都縦貫自動車側の高架寄りに充分空きスペースはあるので、自己責任において停めれば良いものとは思われる。

1_1_3 登城ルート

8_2 進入口

1_2_3 城跡概念図

17_sita_gedan_koguti 北郭2の虎口

16_kita_gedan_1 北下段郭

18_gedan2_yori_koguti_1 北虎口より北郭切岸

14_shukaku 主郭見所

23_shukaku_kirikisi_1

主郭東側の切岸見所

28_karahori 南尾根郭の空堀

30_minami_sanjyou_kaku 南尾根最高所郭跡

現状(一月)城跡は、便宜上主郭とした居館跡とも呼べそうな広大な郭跡から、北側先端部の郭跡には重機が入って、住宅地傍付近までの斜面は掘り返されて破壊されつつあるが、肝心の主郭から山上に至るまでは、ほぼ当時のままとも窺われ、概念図に示した様に北側二段の郭跡や、主郭から南側に繋がる尾根上郭群の縄張りプランは、充分把握出来そうには思われた。南尾根側は相当雑木も蔓延っており、現在では落葉樹の為にほぼ枯れ木となっているが、枯れ木の隙間を縫っての移動は余儀なくされる状態にある。更に風化に任せて荒れ放題の様相でもあり、地形の変化から遺構を判別する事は中々難しい状況にあるが、それでも岸処理のされた郭群、虎口跡、土塁壇、空堀地形などは傍まで寄れば何とか判別可能な状態にある。概念図に示したまでが個人的に遺構と目に映った箇所であり、踏破確認に及んだ場所でもあるが、流石に現状を考えれば、南側標高180m地点にある山頂までの踏破は断念せざるを得なかった、山上郭の存在は充分想像出来そうには思われたが、、、。

この城跡は川関城同様、城跡の中枢となる切岸処理のされた規模の大きい主郭が特徴であり、ここまで全体像の窺える主郭を拝める城跡も数少ない事から、充分見学する価値はあり、貴重な城跡である様にも自分の目には映ったのである。

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