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2010年1月 5日 (火)

塩田城跡(京都府船井郡)

城跡は京都府船井郡京丹波町塩田谷にあって、塩田谷を守備するが如く東西の丘陵上端に位置しており、塩田北城と塩田城の二城から成立している。城史に関しては不明

城跡へ京阪神から向う場合は国道9号を北上し、「須知」交差点で444号へ左折針路変更、後は目印となるものがないので、ほぼルート図を参考にして頂く以外ないが、塩田谷へは、444号沿いに小さな道標もあるので、分かり難い事はないだろう。どちらの城跡も現地に到着すれば、民家脇からの直登という事にはなるが、取り付き口は概念図中に示したので、それを参考にすればどちらの城跡も、5分もあれば郭跡には到達可能となっている。車の駐車に関しては道幅が狭いので特に気を使うが、付近を探せば何とか駐車スペースは確保出来るだろう。尚、最近の山城はこの地もそうである様に、どこも高圧電流線(夜だけ流れる)が獣避けとして山麓に張り巡らしてあるので、ネジがあれば、それを一旦緩めて越えて山上まで上らなければならない。当然マナーとして必ず元通りにしておく事が大事となるが、、念のために。

1a 登城ルート

9 塩田本城進入口

1a_2 1a_4 城跡概念図

14_kita_kaku 北郭

15_nobori_dorui 北郭の上り土塁見所

22_shukaku_dan 主郭内

23_dobasi 空堀土橋見所

25_sanjyou_monomi 山上物見郭か

現状(11月)、どちらの城跡も比較的見学し易い状態にあり、現存する遺構の判別確認は全て可能な状況にある。見所となるのはどちらも堀切周辺の遺構と言う事になるが、北城の堀切は麓から上っても、見上げれば直ぐそれと分かる縦堀にまで繋がる空堀で、かなり見応えは感じられるが、本城の堀切は、土橋(明瞭)は備わっていても空堀の深さは失われているので、見応えはさほど感じられないものである。しかしどちらも、主郭背後(堀切側)の大土塁は、それなりに高さも自然保持されているので、充分目は楽しませてくれる様には感じられた。二城どちらも縄張りプランは直線的で、堀切で主郭背後を断った単純なものであるが、規模としては当然本城の方が大きく、麓、中腹、山上とそれぞれに機能が別れた郭構成とも見受けられた。

1a_3

塩田北城概念図

Siota_kita_14 北城進入口

Siota_kita_6 北城堀切見所

Siota_kita_8 北城主郭内

この二城に対しては、個人的には山城としての醍醐味は余り感じられなかったが、両城共に遺構残存度は高く、状態も比較的良い事、あるいは二城併せたものが塩田谷を守備すべく、塩田城の本質であるとも窺えた事から、二城同日訪問とすれば自ずとお薦の城跡と言うことにはなろうか。

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