大屋一ノ宮城跡(兵庫県養父市)
城跡は兵庫県養父市大屋町中にあって、由良城跡側から見れば北東側の突き出た尾根上先端に位置しており一ノ宮神社の丁度南背後にあたる。もちろん限りなく無名に近い城跡なので事前に地元の方に訪ねても色々な異なる情報が耳に入り過ぎて、結果的には最初に自分で描いた想定登山ルートを城跡の目星だけ付けて上る羽目になった。今回はもっと上り易いルートがあったのかも知れないが、取りあえず自分で選択した分かり易いと思われる墓地経由の直登ルートを赤線で図に示した。随分遠回りにはなるが謎の広大な二段の削平地までは山道を利用し、そこを通過しても藪漕ぎもなく20分内で到達出来たので、そんなに時間の無駄にはなっていない様な気はするのだが、、、
現状(四月)城跡はそれなりに見学し易く、小規模な山上郭及び最大見所とも言える二重堀切まで充分確認出来る状態にある。山上主郭は20m程度の規模で出郭か砦の様相でもあり、本音を語れば折角苦労して上った割には味気なさ過ぎて、少々肩透かしを食らってしまった。この様な城跡の形態であれば必ず尾根続きの山上側には山上郭群が存在して当然とも思われたが、山上は切岸処理のされていない削平地のみであり、およそ城跡遺構と断定出来るもの(堀切や土塁)には巡りあう事が出来なかった。ただ東尾根までは踏破していないので、案外城跡もこの限りではないのかも知れないが。
尚、ルート図に示した居館跡の如く広大な規模の削平地は未だに謎なのであるが、近世における寺院跡の様な気がしないでもない、本来なら居館跡と思った方が想像も広がって楽しめそうとも思えるが、やはり城跡遺構ではない様には思われる。
この大屋川沿いにはまだ文献でも紹介されていない数多くの山城あるいは砦跡がある(地元民の情報による)そうなので大変興味はそそられるが、個人的には何分遠距離訪問でもあり、そう何度も訪れる事が出来ないのが非常に残念な処ではある。ちなみに地元の方の情報によれば田和城、高取城、三方城の砦、大杉城の出城などが現存するそうであるので参考までに、、、







































































