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2009年12月22日 (火)

外畑城跡(京都市西京区)

城跡は京都市西京区大原野外畑(トノハタ)町にあって、市内にあっても高槻市との境に近い山間の地の、住宅もまばらな外畑集落まで車を走らさなければならないが、集落から見れば農作地を挟んで直ぐ南側丘陵上先端が城跡となっている。城史に関しての詳細は不明

城跡へ京阪神側から向うには、まず県道6号を経由して、とにかく市道733号まで入らなければならない。京都側の長岡市側から向えば県道10号を経由すればよいが、こちらは現地までは非常にカーブの多い狭い道路(対向車があれば退避する場所は限られる)が連続しているので、出来れば県道6号から向われる事をお薦めしたい。現地に到着すればルート図あるいは概念図を参考にすれば分かり易いとは思われるが、城跡は東西二城で成立した形態でもあり、出城まで足を延ばさない本城のみの見学であれば、概念図に示したルートで迷わず辿り着けるだろう。どちらも進入路の画像は載せたが、住宅も点在しており、城跡へ向う道も限られてくるので、分かり難い事はないとは思われる。

1_1 登城ルート

1_2 城跡概念図

まず便宜上の本城は、市道から民家横の生活道を歩いて向えば、5分とかからず主郭には到達出来るはずである。現状(11月)ほぼ全域が植林地となっているので、見通しも利き見学し易く見て回りやすい状態となっている。山上郭群で目に留まった遺構は概念図には示したが、郭跡を除けば堀切(現状浅い)、土塁程度でもあり、単純な縄張りプランである事も相俟って、見応えがあるとはとても言えない城跡ではある。ただ東西に山上郭を挟んだ形の谷状地を居住空間あるいは中枢とみれば、自ずと全体の縄張りプランも見えて来そうには思われ、状態が比較的良い事もあって、充分楽しめそうに感じられた。

6 進入路

9_isigaki_110  屋敷跡か?

12_heki 山上郭切岸

13_shukaku_dorui_karabori_1 主郭背後の土塁と空堀見所

12_shukaku 主郭

15_shukaku_kita_heki 主郭北側

便宜上の西出城は、図に示した廃屋までは道が通じているが、廃屋横からそのまま尾根に向けて上れば直ぐにでも到達可能となっている。こちらは自然風化に任せて藪化も相当深刻化しており、この時期でも木々の間を中腰で移動させられる羽目にはなるが、尾根上に僅かな土塁の高まりと堀切だけは、判別確認する事が出来た。ほぼ単郭で成立した城跡とみてよいものとは思われるが、堀切も浅く、非常に防備に手薄な城跡と目には映った。ただ東側に延びる緩い傾斜の尾根上も城域と考えれば、それなりの城跡といった事にはなるのだろうが、、、。

3 西出城進入路

1 堀切

両城併せて考えれば、お薦め出来なくもない城跡と言う事にはなろうが、出城の方は藪化が深刻化している事、あるいは遺構の期待感も余り持てない事もあって、敢えて二城の訪問はお薦めしないつもりである。取り合えず本城だけを押さえて、興味を持たれた方のみが出城まで足を向ければ、それで充分であるようには思えた。

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