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2009年8月21日 (金)

田中城跡(滋賀県高島市)

城跡は滋賀県高島市安曇川町田中にあってJR安曇川駅から真西側へ3km程度移動した距離にあり、田中地区内にある上寺集落のほぼ真西側背後の先端尾根から山上にかけてが城域となっている。(城史に関しての詳細は現地案内板をクリックの事)

1_1v 登城ルート

2a 現地案内板

2z 現地案内板縄張り図

城跡へ京阪神から向う場合は、無料走行出来る湖西道路を北進して国道161号へ合流すれば良いが、打下城跡あるいは大溝城跡のある近江高島を通過すれば一般道296号へ左折西進、更に3km程度走り一般道297号へ右折北進すれば、目指す上寺集落までは分かり易く辿り着けるはずである。集落に入ればバス停傍の道路脇に大きな案内看板(縄張り図と城史に関しての説明がされている)が設置されているので登山口は容易く見つける事が出来ると思われる。付近を探せば路駐可能でもあり、後はルート図の如く住宅地の路地を通過すれば5分内で城址碑までは辿り着ける。そこから右手側が屋敷跡地(竹林地)、山上に向いて山道を上れば見張り所を経由して山上主郭郭までは迷わず到達出来るが、相当複雑に郭群は配されているので案内道標に従って進んでも中々全体像が見えてこないのが現でもある。裏を返せばそれほど規模も大きく更に醍醐味もあると言うことにはなるのだが、とにかく縄張り内を歩き回っての見学は余儀なくされる。

8yasiki_dorui_1 屋敷跡の土塁見所

12_mihari_kaku 大手見張り所

20_karabori 空堀見所

22_karabori 空堀

24_dobasi 土橋

25_dorui 土塁跡

30horikiri_sita_kaku 郭跡

45_shukaku_nai 主郭の奥櫓台見所

48_shukaku_haigo_horikiri 主郭背後の堀切見所

現状(一月)城跡は史跡としては登録されていない様だが、地元の方によってある程度整備された状態が保持されており、城跡内には案内道標や随所に遺構案内板まで設置されている。山上に向うほど木々も多くなり状態は悪くなるが、山城としては見学し易く非常に見て周り易い状態にあると言っても良いだろう。更に冬季に訪れた事もあって枯れ葉も多く見通しもある程度利く状態にあるので、郭の形状や遺構の全体像まで把握する事が容易い状況でもあり、非常に好感の持てる山城と目には映った。城跡は縄張り規模も大きく、麓の住宅地背後の竹林地に現存する土塁を伴った屋敷跡群から、中腹に位置する広大な郭跡及び付随する郭群、更に山上郭群まで限なく見学すればたっぷり時間もかかってしまうので、事前よりゆとりを持たせた山城巡りが肝心かも、、、。薬研堀などの見応えを感じる堀切は存在してはいないが、空堀(横堀)、状態の良い切岸、土塁などの土塁城としての遺構は数多く現存しており、道標あるいは現地縄張り図に任せて山上郭まで網羅すれば、この戦国期山城の全てを堪能する事が出来るものと思われる。見所としては山上主郭に至るまでの縄張りの全てと言っても過言ではなく、現状の整備された状態あるいは遺構残存度の高さを考えれば正しく推奨に値する山城でもあり、個人的にも是非お薦めしたい城跡という事になろうか。

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