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2009年8月31日 (月)

青木城跡(三重県名張市)

この城跡は三重県名張市青蓮(ショウレン)寺にあって、ほぼ独立した主郭丘陵上には現在「地蔵院」及び住職の住居が建っており、その一帯は「青蓮寺公園」として整備されている。自ずと当時を物語る遺構も相当消失したものと推察されるが、当時よりどの程度まで地形改変があったのかは、実際に現地を訪れて個人で確認あるいは想像して貰うより他ない状態でもある。しかしながら現存する唯一の遺構でもある、主郭周囲を「コの字形」に巡る土塁、更にその周囲を囲む状態の良い空堀(横堀)と大型の土塁は高低差を伴うものでもあり非常に見応えは感じられた。よって小規模な城跡ではあるがお手軽さも踏まえた上で、充分お薦め出来る城跡とも思われたので、今回その現況をリポートさせて頂いた。別名「青蓮寺城跡」とも呼ばれているが、青木氏の居城が伝わるのみで詳細は不明(概略は現地案内板をクリックの事)

城跡へは国道165号より青蓮寺湖あるいは青蓮寺公園を目指して百合ヶ丘経由で向えば難なく到達出来る。道路沿いには駐車場も案内板も設置されており、その横から長い石段を上れば直ぐにでも北側を巡る土塁が迎えてくれる筈である、個人的にはルート図の如く城跡南背後から車で直接地蔵院駐車場(本来は縄張り)まで乗り付けたが、後者の方が駐車場から見れば、寺院正門側の西背後に土塁、あるいは主郭内部にある通信施設が目に留まるので、直ぐにでも空堀跡まで歩いて向う事が出来る。

1route_2 登城ルート

2x 現地案内板

5 城跡進入路

3ao 城跡概念図

16_kitagawa_116_kitagawa 北側の空堀土塁

19_nisi_gawa_1 西側空堀と主郭土塁

21_shukaku_dorui 主郭を巡る土塁

20_shukaku_nai_1 主郭内

現状(八月)城跡は前述の様に、主郭周囲を巡る空堀及び土塁は夏草も刈り取られ全体像を窺う事も可能であり、整備されている事からも切岸も状態の良いものが拝め、高低差を体感する事も可能である、更に空堀の堀底上を歩いて見学すれば、深さも体感する事が自ずと出来る状況にある。主郭内部は画像を見てもらえば分かり易いが、畑地と化した内部は夏草で覆われており荒れ放題、幸いにも周囲を巡る高さはないが幅のある分厚い土塁は充分見て取る事が出来たが、住職個人の所有地ともあって勝手に踏み入る事も出来ず、歩いて広さを体感する事は叶わなかった。案内板によるとこの青蓮寺の地には上出城、雪岡城、愛宕山砦など三箇所の城跡があるとの事でもあり、機会があれば是非訪れてみたいものである。

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