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2009年8月11日 (火)

高田城(兵庫県朝来市)

城跡は兵庫県朝来市和田山町高田にあって、現在若宮神社の境内から敷地内が城跡(平山城)と伝わっている。詳細は不明であるが、当時のこの一帯を支配していた山名四天王の中の一人でもある太田垣氏(ウスギ城あるいは竹田城が本拠)の支城、あるいはその傘下にあった城跡の可能性は高いものと見受けられるが、推察の域は出ない。

城跡へは国道9号を進行して既にリポート掲載済でもある土田城をかすめ、ルート図の如く国道沿いの西側に位置する若宮神社を目指せばよいが、国道沿いからは小さな鳥居も目立ち難いので、神社入り口向いにあるレストラン「但馬牛ほくぶ」を目印とすれば分かり易い。中型車までであれば北側から直接神社敷地まで乗り入れる事も可能である。

現状(7月)城跡は全域が神社敷地と化しており、整備されているので当然全体の見通しはある程度利く状態にあるが、郭跡などは社殿敷地として近世に転用されたものとも窺え、近年どこまで郭跡が造成整備拡張されたものかは想像も付かない状況にある。現在城跡としての面影を残すものは、最高所に位置する規模の小さい社殿敷地(主郭跡か?)あるいはその高低差を伴う切岸壁、その北側真下に位置する社殿敷地、東側斜面に蔓延る低い笹や下草の中に僅かに数本の縦堀とも窺える地形が目に留まるだけで、醍醐味を感じるほどの遺構に巡り合えないのが現実でもある。独立した低山を利用している為に堀切などは地形上期待出来ない状況にあるが、横堀、土塁などの地形も目に留まらなかったので、当時はそれほど技巧に富んだ城跡ではなかった様にも見受けられた。現状を見る限り縄張りを含めて見学者の推察あるいは想像力に全てが委ねられる、と言っても過言であるとは思われないが、これから訪問される方には是非この言葉を目安にして頂きたい。

1x 登城ルート

T_11 城跡入り口

T_1 若宮神社社殿

T_6 山上主郭内

T_7 主郭より北郭側

T_10 主郭北壁

T_8 東側斜面の現状

遺構の醍醐味を求めて訪問するのであれば恐らく落胆する事は必至の城跡と言えるが、当時における城跡の立地環境、あるいは城跡の風情を味わう程度であれば、国道沿いから5分とかからず赴けるお手軽さもあり、山城巡りの際、国道移動中に少し立ち寄る程度の事であるならば決して時間の無駄にはならないものとは思える。

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