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2009年7月20日 (月)

岩滝城跡(京都府与謝郡)

城跡は京都府与謝郡与謝野町岩滝にあって、板列神社の北側背後の丘陵先端部に位置している。当時においては千賀氏(大島城主)の居城と伝わっている様だが、戦国期に丹後を支配していた一色氏の傘下にあった城跡とも窺われ、この丹後地区にある他の城跡と同様に細川氏によって落城したか、あるいは投降して家臣に組み入れられたかの何れかである様には思われる、詳細は不明。

城跡へは弓木城跡を起点にすれば分かり易いが、弓木城跡駐車場の前の道路から、天橋立方面へ向いて車を走らせれば自ずと板列神社までは5分程度で到達出来る。神社に到着すれば最奥に位置する社殿横の小さな稲荷社の祠上から、そのまま切岸を登れば直ぐにでも南段郭群には到達可能となっている。

1route_2 登城ルート

8 直登口

3i 城跡概念図

13_kaku 南段郭群

17_minami1kaku 二の丸(便宜上南郭)

20_shukaku_dorui 主郭北土塁見所

21_kita_horikiri_1 大堀切見所

26_karabori_2 北郭間の空堀

30_hokutan_horikiri_3 北端の堀切見所

現状(六月)城跡は当然藪化は進行しているが、移動あるいは遺構見学に差障る状態にまでは至ってはいない、判別確認出来る遺構は概念図に示したものになるが、城跡規模も小さいのでほぼ遺構も縄張りも見極める事が出来る状態にあると言ってもよいだろう。社殿が直ぐ傍まで迫りながらも山上郭群は人の手が入らず恐らく当時のままであるとも見受けられ(ほぼ完存か?)、遺構残存度も非常に高いものであると自分の目には映った。見所としては主郭北側の高低差を伴う現状幅のある大堀切、最北尾根を遮る形の堀切は挙げられるが、主郭の土塁あるいは便宜上櫓台とした北側の空堀も充分判別出来る程度に現存しているので、非常に楽しめる材料ともなっている。特に大堀切の縦堀となって下まで落ち込む様は非常に見応えが感じられ、城跡最大の見所遺構と言ってもよいものだろう。全体的に個々の郭規模は小さいが、郭切岸に高低差がある事からも山城としての醍醐味は充分感じられ、訪問における圧倒的なお手軽さも加味すれば自ずとお薦め出来る城跡と言う事にはなろうか、、。この後には今日の山城巡りの一環として訪れる予定の男山城も控えており、先に寄った石田城跡の遺構の見応えには素晴らしいものがあったが、この岩滝城跡のレベルから想像すれば非常に期待が待てそうにも感じられた。尚、男山城の訪問リポートは次で掲載予定

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