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2009年7月16日 (木)

大谷城跡(兵庫県豊岡市)

城跡は豊岡市大谷にあって当時においては中沢氏の居城(砦跡)が伝わっているが、宮井城を居城とする篠部氏との抗争では敗北した模様、詳細は不明

城跡へは先にリポート掲載を終えた福田城を起点とすれば分かり易いが、国道178号「福田」交差点より左折して福田城の西側を走る一般道242号へと更に左折、そのまま直進すれば大谷集落までは難なく辿り着ける。集落に入れば道路沿いにある派出所を過ぎて橋を渡り左折、既に右手側に望める丘陵先端部が城跡でもあり、もう一度橋を渡れば更に確認も容易である。直登口は川沿いの民家の最奥からで、ルート図と写真に示した付近から急斜面に取り付いて斜行し、そのまま登り切れば丁度堀切南側辺りの尾根上に到達可能である。

現状(六月)城跡は相当藪化も深刻化している状態にあるが、全長30mにも満たない砦規模(物見程度)の城跡でもあり、南尾根を断つ堀切、主郭背後の土塁、付随する小郭など城跡を形成する遺構は全て判別確認出来る状況となっている。主郭は幅6m程度で20mあるかないかの規模であり、しかも痩せ尾根に築かれている事もあって相当狭いものに感じられる。恐らく人間が常駐するのは当時でも現在でも相当困難であると察せられるが、それには全く相応しくない立派な高低差を伴う堀切が備わっているのにはただ驚くばかりでもある。見る限りにおいて、この小さな砦を攻略した上での値打ち、あるいは効果があるものとはとても思えないのである。見応えがある城跡とは決して言えないが、砦には相応しくないこの土塁と堀切は、興味のある方が一度覗く分には決して無駄足にはならないものとみた。

1route_2 登城ルート

4_1_2 城跡遠望

7 直登進入口

10_horikiri_heki 堀切壁

11_shukaku 主郭

13_dorui 主郭土塁

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