森津城跡(兵庫県豊岡市)
この城跡は先日のブログで現地訪問後に詳細をお伝えした様に、先にリポート掲載に及んだ森津城は規模が小さく本来の城跡(本城)は、谷を挟んだ直ぐ東尾根の山上に位置している事が判明した。掲載する上においては前回訪問した規模の小さい城跡を森津西城として、今回訪れた此方が本来の森津城としてリポート掲載に及ぶ運びとなった。どちらにしても二城一体とした形態が森津城でもあり、これから訪問する方には是非二城を同日訪問として訪れるのが効率も良く見て回れそうに思われる。西城より更に西側に隣接する呼称不明の城跡(海老手城と誤認した)も森津三城(城塞群)として考えれば、自ずと規模が大きい事からも屋敷跡あるいは居館であったとも考えられるが、個人的推察の域は出ないものである。城史に関しての情報は現状一切不明である。
城跡は豊岡市森津にあって前回リポート掲載に及んだ西城を起点にすれば、そこから東に見える先端尾根上が城跡でもあり、直ぐに確認することは出来る。当然登山道などは無いので、概念図に示す某建設会社の手前側にある住宅地横の畑地に向う山道(写真に示した)から背後に回り、そのまま直登する形で斜面を上る事になるが、直登口付近で多少の藪漕ぎが必要とされるだけで、15分もあれば山上南堀切までは容易に辿り着く事が出来る筈である。
現状(六月)城跡は当然の如く藪化進行中にあるが、高低差の少ないほぼ二郭で形成される山城である為に縄張もシンプルであり、この時期でも難渋する事も無く移動出来るので、現存する遺構はほぼ判別確認出来る状態にはある。郭内の全体像などは生い茂る雑木の為に外見から判断する事は出来ないが、郭に設けられた土塁などは確認可能でもある。城跡最大の見所は山上郭の南北尾根を断つ大堀切(薬研堀)で、直立に近く切り立つ堀切壁は状態も良く、高低差もある事から存在感あるいは見応えも抜群なものがあり、他に遺構として目を引くものがある訳でもない事を思えば、この二本の堀切見学がこの山城の全てと言っても過言ではない様にも感じられた。全長100m前後、幅の狭い痩せ尾根上を削平して目一杯築かれたこの山城は、西城よりは当然規模では勝るが、砦規模でもあり個人的には城跡としての醍醐味を感じるまでには至れなかった、しかしこの状態の良い二本の堀切だけは、一度覗いて見ても決して期待を裏切られる事は無いような気はするのである。先にリポート掲載に及んだ海老手城あるいは森津西城との同日訪問においては、充分満足感の味わえる有意義な山城巡りになるのではないだろうか。
尚、既にリポート掲載を終えた森津西城は今回訪れた森津城とも重なり紛らわしい事からも、一旦記事は削除して森津城の出城(西城)として今回こちら側に同時掲載しました。一応概念図は掲載しておきましたので参考までに、、。















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