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2009年5月31日 (日)

大杉城跡(兵庫県養父市)

城跡は兵庫県養父市大屋町大杉にあって、大杉地区にあっては地元の誰もが御存知でもある大福寺、あるいは古来より由緒のある二ノ宮神社の西背後の山上尾根に位置しており、県道6号から県道48号へと乗り継ぎ、前述の二ノ宮神社を目指せば登山口までは難なく辿り着く事が出来る。もちろん登山口(登城口)がある訳ではないので、神社と大福寺が共存する敷地内からの直登は余儀なくされるが、概念図に示す大福寺本堂奥のフェンスを開閉すれば、そのまま左側急斜面に取り付いて山上尾根を目指せば、自ずと山上主郭までは辿り着く事が出来る(10分程度)。尚、最上段のお堂には「大杉城登山道」と掲げられた木の表札があったが、それには決して惑わされ無いように(登山道は無い!)

この城跡も他の大屋町の山城と同様に、個人的には乏しい資料の中で存在だけを確認して場所の目星だけ付けて訪れたのだが、途中で地元の方に場所を確認したら偶然にもこの大屋町の山城をある程度知っておられた方であったので、幸いにも神社背後に現存している城跡に苦労せず辿り着く事が出来た。自分の様な遠距離訪問者にとっては時間の関係もあって、支所などに寄って城跡の資料を取り寄せる事も中々難しい状況でもあり、城史に関しての詳細は現状では不明である。

現状(四月)城跡は多少の藪化程度で見通しもある程度利く状態でもあり、山上郭群に遺された三本の堀切、土塁跡、郭切岸などが判別確認出来る遺構となっている。ほぼ主要二郭で形成された山上郭は規模も小さく、山城としての醍醐味あるいは縄張り妙味にも少し欠ける様には感じられるが、この見応えのある三本の堀切だけが城跡最大の見所とも思われ、この堀切見学だけで訪れても充分満足感は得られるような気はするのである。ただ他に特筆すべき遺構が目に留まらなかったので、是非お薦めと言う訳には行かないかもしれないが、他の大屋町内に存在する由良城、一ノ宮城、加保城などを含めた山城巡りの一環とすれば、充分見学に値する山城の様には見受けられたが、、、

1route1 登城ルート

8 城跡進入口

3oo 城跡概念図

20_hiroi_obi 東帯郭

22_fuku_kaku_1 副郭

18_kita_heki 山上郭切岸

27_shukaku_dorui_ato 主郭内

23_horikiri_4 東堀切見所

28shukaku_sita_horikiri1 32_horikiri2_nisigawa 二重堀切見所

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コメント

大杉城に御来城されていたのですね。ありがとうございます。
このようなページがあることを知りませんでした。しかも、あまり知られない城までも現地取材をされてる御様子。これから気になる城が載っているか見させていただきます。

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