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2009年5月29日 (金)

由良城跡(兵庫県養父市)

城跡は兵庫県養父市大屋町由良にあって、由良集落から望めば南側に単独で聳えるほぼ独立した低山の山上に位置している。この山城も大屋川沿いに数多く存在する山城と同様に詳細は不明であるが、存在および場所の確認は文献あるいは地元の方から事前情報を入手していたので直ぐに探し当てる事は出来た。城跡へは先にリポート掲載した三方城、大杉城、あるいは加保城と同じく県道6号より向えばよいが、目印となる主要な建物も見当たらないのでルート図に示す養鶏場?より谷沿いに歩けば分かり易い、民家の最奥突き当たりには獣避けフェンスが設置されているので、それを開閉して山道に任せて上れば城域南端と見受けられた堀切跡までは、10分もあれば迷わず辿り着く事が出来る。ただ山道も相当荒れ放題と化しており、倒木も多いので何度も迂回を強いられる事にはなるが、、

現状(四月)城跡は藪化もしておらず非常に見学し易く見て回りやすい状態にあるが、山上郭は小規模、見応えのある遺構としては南尾根を分断している二重堀切のみでもあり、概念図に示した通り山上は単郭構造で東側急斜面には数段から形成される小郭群が備わってはいるが、縄張り妙味も余り感じられない事からも非常に味気ない見学となりそうには思われる。当時の状況として麓の谷筋辺りを屋敷群と想定したなら、山上は詰城あるいは物見の機能を担う程度のものであった様にしか見受けられず、山城としての醍醐味は多くは望めない城跡の様には感じられた。ただ今回未踏に終わったが麓から城跡を望んだ時、城跡より東側斜面の木の伐採が行われた辺りが、それとなく平坦地形に見て取れたので、案外この辺りが居館跡の可能性はあるのだが、所詮推察の域は出ないものでもある。

尚、ルート図に示した北東側の突き出した尾根先端には一ノ宮城跡が存在しているが、二城セットとしての同日訪問であれば、何とか有意義な山城巡りが出来るのではないだろうか。此方のリポート掲載は次の予定 

1route 登城ルート

4 東より遠望

3yu 城跡概念図

12_2 南端堀切

13_one_1 南移動尾根

15_2jyuu_horikiri 15_2jyuu_horikiri_1 二重堀切見所

18_shukaku_3 山上主郭

22_higasi_dankaku_gun 東段郭群

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