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2009年4月15日 (水)

枚田城跡(兵庫県朝来市)

城跡は朝来市和田山町枚田にあって、有名な但馬竹田城の北方約3km離れた山上尾根に位置している。竹田城と近いことからも支城の機能を担っていたとも窺え、当然当時の竹田城主太田垣氏の家臣でもあった枚田氏の居城が伝わっている。

城跡へは国道312号からはほぼルート図の如く進行すれば登山口でもある「市御堂バス停」までは難なく到達出来る、バス停付近には路駐スペースもあるので車を停めれば写真に示す城跡看板傍からネットを越えて谷沿いに上ればよい。ただ山道(荒れ放題)は無いに等しく沢沿いに上る事になるが、地面は湿地に近く、倒木、倒竹で難渋するので途中からは左手急斜面を直登した方が遺構見学に於いても効率が良さそうに思われた。個人的にも直登のお陰で東斜面上の郭跡を通過して山上東郭までは15分程度で登り切ることが出来、ここから西端の二重堀切までは満遍なく見て回れたので、下山時を谷沿いに下りた方が安全且つ楽に下りれる様には感じられるのである。

現状(三月)城跡は外見から判断した通りに山上は木々も少なく更に下草も無く、山上に佇めば枯れ枝の隙間から眺望も充分利く状態なので、当然全ての遺構の判別確認は容易に出来る素晴らしい状態(倒木を除けば)にある。低山ではあるが非常に急峻な痩せ尾根上を東西に渡り眼一杯利用して築かれたこの山城は、規模は小さいものの、西端には状態も良く全体像が拝める見応えのある二重堀切が備わり城跡最大の見所ともなっている。主郭の南側には僅かではあるが土塁の高まりも見受けられ、この崖状急斜面を考えればここまでやらずともと、つい思ってしまうのである。現状写真でお分かり頂ける様に、山上はほぼ裸山に近い状態なので自ずと当時の状態にまで思いを馳せる事が容易に出来、期待をせずに訪れた事を考えれば砦規模ではあるが、完存に近い形の戦国期山城を堪能する事も出来たので、非常に満足の行く訪城と言えるものにはなった。現在の状態を城跡が当分維持出来るのであれば四季を問わず何時でも訪問可能な山城と言ってもよい気がするのだが、、

1route 登城ルート

4_1 東より遠望

6_tozanguti_1_2 登山口

3h 城跡概念図

9heki 東郭切岸

15_minami_heki 主郭南壁

17_shukaku_yori_dorui 主郭土塁跡見所

18_shukaku 主郭

21_nisikaku 西郭

23_horikiri_dorui_2 二重堀切土塁1見所

24_2jyuu_horikiri 手前土橋より二重堀切見所

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