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2009年4月 3日 (金)

但馬八木城跡(兵庫県養父市)

城跡は養父市八鹿町八木にあって八木古城とした土塁城も北西尾根上に残るが、今回訪問したのは豊臣時代の石垣跡が残る山城として有名な八木城でもあり、別所氏の築城による石垣城の方にあたる。この城跡は総石垣城とは呼べないが但馬竹田城と並んで知名度も高く、既に訪問された方も多いと思われるので今回はまだ未訪の方の為に簡単な現況報告をさせて頂く。

城跡へは国道9号より八木集落を目指せば良いが、到着すれば車の路駐場所は考えなければならない。ルート図に示す案内板とパンフレットの置かれた東登山口が一番見て回るに効率が良、道中の東屋から始まり尾根上の削平地、段郭群、側壁石垣跡などの遺構を確認しながら山上主郭までは順を追って上って行ける様には思えた(登山口より30~40分要す)。

1_yagi 登城ルート

1annai 現地パンフより抜粋

Yagi 現地案内縄張り図

3_dobasi 登山道(土橋に見える)

5_isi 東段郭群の石垣見所

7_3nomaru_mitugao 仮)三の丸

10_shukaku 13 主郭石垣跡見所

14_nansei_isi 主郭南西側石垣見所

18_dankaku 南西帯郭石垣

26_yaguradai_dorui_yori 主郭内

25_shukaku_oku_yaguradai 主郭櫓台土塁見所

個人的には二度目の訪問となるが、数年前の初回は下草で郭跡も肝心な石垣跡も覆い尽くされており、地表も見えない状態であった(木々が少ないので全体の見通しは利く)ので、ろくな見学も出来ず退散した苦い記憶がある。現状(11月)石垣跡はほぼ露出している事からも前回より随分マシではあるが、郭内には相変わらず下草が蔓延っている状態でもある。ただ今回は草木で覆われていた主郭南西壁及び下に繋がる帯郭壁の石垣跡まで窺う事が出来、主郭周りに残存する石垣跡はほぼ目の当たりにする事が出来た計算にはなった。この山城の醍醐味であり見所は高石垣に尽きると言っても良いほどであり、二度目の訪問にしてやっと満足感に浸る事が出来た。現状見た限りでは尾根上に堀切などは見受けられなかったが、現地縄張り図にも記されていなかったので本来設けられていなかったのであろう。豊臣時代の山城としては丹波岩尾城跡の山上にもおびただしい石垣跡が残存しているが、どちらの石垣跡も甲乙付け難く見応えは抜群でもあり、正しく推奨に値する城跡と言えるものである。

尚、今回はたまたま城跡見学としては良いタイミングで訪れる事が出来たが、前回の事を思えば遺構(石垣跡)は常に良い状態のものを見学出来る訳ではないので、訪問時期によっては期待外れに終わる事も充分予想されるが、トレッキングも楽しめる事を加味すれば何回でもトライしてみる価値はある城跡と目には映った。今回も北西側に位置する八木古城までは見て回る余裕がなかったが、この下草の多さから予想すれば、自ずと地表も見えず土塁なども確認出来ないまま終わりそうとも考えられたが、、

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兵庫(但馬地方)の山城」カテゴリの記事

コメント

こんばんは猪名川町のイッシーです!但馬竹田城跡に八月行ってきました!石垣のすごさに感動いたしました。但馬八木城跡には今月か来月に行きます!竹田城跡も行きます!八月には鳥取城跡と若桜鬼ケ城跡に丹波八上城跡も行きました!どの城跡も山頂から眺める景色には感動します!鳥取城跡はこれで訪問五回目です!若桜鬼ケ城跡は石垣の崩壊が進んで見所の写真がとれず悔やみます!今週は猪名川町の三蔵山城跡に行こうと思っています!これからも山城賛歌を拝見させていただきます。また機会がありましたら猪名川町の城跡巡りして下さい。

TAKUです、コメント拝見いたしました。
石垣城に多く訪れておられるようですね。個人的には近畿圏内における石垣城は全て訪問しておりますが、やはり竹田城の美しい石垣に比肩し得る山城はないものと思えます。
丹波地方には石垣城の代表とも呼べる、金山城と岩尾城がありますが、もう訪問されたのでしょうか?どちらも眺望が抜群とも言える山城ですが、まだ未訪でしたら是非お薦めしたいと思います。
三蔵山城は上り斜面も厳しく、登山道もないので藪漕ぎは覚悟の上での登頂となりますが、この山城を攻略すれば、他のどんな山城の登頂も楽に感じられる事と思います。
それほど険峻であり、山頂まで辿り着けた喜びと達成感は、半端ではないものが味わえるものと思います。言い忘れましたが、この山城へ訪れる際には方位磁石は必ず携帯して下さい。山頂は広く枝尾根がない事から、下山時においての自身の方向感覚はまるで役に立たないと思われますので、スタート地点と到達地点では、必ず方位のチェツクは必要となります、念の為に、、、
場合によっては勇気を持った撤退も大事である事を頭に刻んで、是非気をつけて臨んで頂きたいと思います。

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