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2009年4月 2日 (木)

菅野城跡(奈良県宇陀郡)

城跡は奈良県宇陀郡御杖村菅野にあって、菅野地区に入れば国道369号より川を隔てた真興寺背後に突き出した丘陵上に位置している、菅野氏の居城と伝わるが詳細は不明。

城跡へは伊勢街道へと合流する国道369号へ進入する事が先決、後はルート図の如く真興寺を目指せば難なく辿り着ける。寺院から山道を少し歩けば民家背後より城域となっているので切岸急斜面のどこから取り付いても登り切れば直ぐ郭跡には到達出来る。

現状(五月)城跡の主郭南側は自然任せの荒れ放題と化しており視認及び移動にも難渋する状態となっているが、主郭及び西郭は植林地(手入れはされていない)でもあり郭跡あるいは土塁跡の確認は容易に出来る状態にある。ただ全体の見通しは利かないので直接郭内を歩き回っての遺構確認となるが、全体を通しても非常にコンパクトな城跡なのでほぼ全域踏破は可能でもあり、縄張りを把握する事も容易い状態にはある。現状確認出来る遺構群としては堀切、空堀、土塁などで特筆すべき見応えのある遺構に巡り合えなかったのが少し残念ではあるが、ここまで山奥に位置する城跡としてはこの程度の縄張りで充分であったのかもしれない、、

城跡の南側は民家背後で近世において鋭角に削り落とされた形跡があるので当時のままの縄張りが保持されているとは思え難く、当時の様相は見る者の想像力に委ねられるのが現実でもあるが、仮に南側へ郭が繋がっていたとしてもそれ程規模がが大きい城跡とは考えられないので、現在の状態がほぼ当時の状態であると見てよいものとも思われる。

尚、図中の便宜上南段郭群としたものは縄張りプランから考えても多少不自然さがあり、近世における畑地としての造成地の可能性もあると見受けられた。しかしそれらは現地で見学者が見たままを判断すればそれで良いのではないかと思われる。

1route 登城ルート

3 城跡概念図

5_kaku_kirigisi 民家背後の造成された切岸

9_kaku3 南郭群

24_shukaku_heki 主郭切岸

21_shukaku_nai 主郭内

25_nisikaku 西郭

29_minami_dankaku_gawa 城跡東側

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