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2009年3月 5日 (木)

鞍掛山城跡(山口県岩国市)

山口県岩国市玖珂町谷津にあって鞍掛山(標高240m)の山上から尾根上が城跡、杉氏の居城と伝わり戦国期においては毛利氏との合戦が有名。現在山頂には古戦場としての城址石碑が建っており、遊歩道も設置されているので容易に上る事が出来、山頂からは景色も楽しむ事が出来るので山歩きには最適と思われる城跡である。

2d 城跡へは山陽自動車道「玖珂」ICが最寄の乗降口、国道2号からはルート図の如く進行すれば途中に道標も設置されているので迷わず登山口駐車場には辿り着ける。

現状(九月)城跡は史跡として整備されているので遊歩道に従えば難なく見て回る事が出来る状態にあるが、山城見学として見る分には「非常に味気ない山城である」と言った処が本音であり、縄張りを窺う楽しさも遺構の醍醐味もほとんど感じさせてくれない城跡と言っても良いかもしれない。遊歩道以外はほぼ雑木密生地でもあり郭跡に踏み入ることも視認も困難、自ずと郭内遺構の確認もほとんど無理な状態でもあり、本丸とされる物見程度の郭跡が山頂に確認されるだけの山城でもある。登山道中の痩せ尾根上も郭跡と見受けられるが、郭跡として広さを体感する事はほぼ無理、更に山上尾根の石碑の建つ場所も郭跡なのであろうが、ここは郭内が雑木に覆われており(恐らく狭い空間)郭形状の確認すら出来ない状況となっている。ただ唯一遊歩道から外れた北尾根側には多少規模の大きい郭跡と最高所に物見程度の郭跡を眼にする事が出来たので未訪の方の参考までに、、

史跡見学あるいはトレッキング程度を求めて訪れるのであれば充分満足に値する山城と言えるが、遺構などの醍醐味を求めて上るのであれば最初から期待は捨てる事が肝心であると思われる。個人的には毛利氏と一戦を交えた大内氏の重臣である杉氏の居城を体感したくて期待を胸に訪れたのだが、見事に期待を裏切られる結果(個人的主観)となってしまった。ただかつての古戦場だけに本丸展望所に一人立てば、色々な想像も掻き立てられて非常に感慨深いものがあるのは事実である。

1route2 登城ルート

5 登山口

8_monomi_kaku_1 山頂本丸

11_shukaku 城址石碑

13 尾根上郭跡

13_kita_kaku_1 北郭

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