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2009年3月30日 (月)

高浜城跡(福井県大飯郡)

城跡は福井県大飯郡高浜町事代にあって、JR若狭高浜駅より北側の若狭湾に向いて突き出した半島状の先端に位置しており、城跡対岸には景勝「明鏡洞」もある。逸見氏の居城と伝わりそれ以後は城主の交代も激しいが、当時のこの一帯における逸見氏の善政は後世まで伝わっている模様である。

城跡へは国道27号より「城山公園」あるいは国民宿舎「城山荘」を目指せば分かり易く辿り着ける、「城山荘」付近には駐車可能でもありそこから遊歩道も設置されているので城域はほぼ全域見て回れる筈である。城跡の現状見る限りでは中央に遊歩道が南北に造成、更にそれを跨いだ形の木橋が設けられており、地形から察しても見学し易く更に遊歩道も近年新設されたとも見受けられ、地形改変は相当あったものとみてよいと思われる。しかし残存遺構としての郭壁に残る石垣跡、土塁、主郭土塁壇(櫓台かも)などは明確に判別可能でもあり、城跡ファンにとっては非常に嬉しい材料となっている。地形から推察しても城跡は当時孤立した島であった様にも見受けられ、自ずと逸見氏の支配も海上まで及んでいたと思っても差し支えないのかもしれない。尚、景勝「明鏡洞」側にも出郭らしき削平地(近世造成されたかも?)が山上に存在しているが、此方も当時の出郭と思った方がロマンも広がって楽しいのではないかと勝手に思うのである。

城跡周辺は公園化の為にどこまでの地形改変があったのかは想像に委ねられるが、現状でも充分海城の様相は窺えるものでもあり、改変はされてもここまでの形で残された海城も数少ない事から非常に貴重な城跡であるのは確かであろう。遺構残存度も余り高いようには見受けられないので推奨とまでは行かないが、見たままで充分当時にイメージを膨らませる事も可能であり、それに海城としての魅力も加味すれば自ずとお薦めの城跡という事にはなるのかも知れない、、、

1z 登城ルート

3tak 城跡概念図

7horikiri_or_kouse_miti_1 遊歩道

9_shukaku_nai 主郭内

10_shukaku_yaguradai 主郭土塁壇

14_shukaku_nisiheki_isi_1 主郭西壁石垣跡見所

16_higasikaku_kita_dorui 東郭土塁見所

19_kaku 公園内削平地

28_higasi_demaru 推定出郭

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