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2009年2月12日 (木)

上関城跡(山口県熊毛郡)

城跡は山口県熊毛郡上関町にあり現在は橋で陸続きとなっているが、当時は長島と呼ばれた島にあって、海関守備あるいは海峡通行税徴収の為の村上水軍代々の居城と伝わる。Kami_1a Kami_1w

城跡へは山陽自動車道「玖珂」ICあるいは「熊毛」ICが最寄の乗降口、どちらで降りても海沿いを走る国道188号に進入しなければいけないが、平生町「角浜北」交差点より県道23号でひたすら南下すればよい。ルート図の如く進行すれば自ずと上関大橋を通過する事になり城跡へは難なく辿り着く事が出来る。橋を渡った後、直ぐ左側には上関砲台跡(一部古い石垣跡が斜面に窺えた)も残っているのでついでに寄っても時間の無駄にはならないと思われる。

現状(一月)城跡は史跡として整備公園化されており素晴らしい状態にあると言えるが、公園化される前の状態を知らない者にとってはどこまで地形改変があったのかは想像する他ない状態でもあり、この素晴らしい城跡の現状が往時の状態であったのかどうかは少し困惑する処ではある。現在三段構造で形成される郭内には展望矢倉、周囲に柵、冠木門あるいは大石垣なども設けられており、水軍城らしい雰囲気は充分過ぎるほど醸し出してはいる、復元がどこまでのものかが想像出来ず、現状を素直に見たままで当時に思いを馳せる事が案外一番楽しめる方法なのかもしれない。遺構だけに着目して城跡を捉えず、当時の水軍城としての立地環境あるいは機能などを考察しながら見て回ると、更に楽しめる城跡と言えるのではないだろうか。

尚、周辺には番所跡も残り、海の関所として栄えていた町並みにも当時の風情が未だに残っており、上関から長島の歴史を語る上においても付近の散策は是非お薦めである。個人的にはこの町には数度訪れているが、山城巡りを忘れて一日ぶらぶら歩いても飽きない、なぜか歴史ロマンの漂う癒し効果のある町でもあるのである。

1route2 登城ルート

K1a 上関大橋

2_1 現地案内板より

4xa 陸側より城跡遠望

5 城跡

2_kami_6 展望模擬矢倉

Kami_3 冠木門

Kami_9 最高所より城跡北側

Kami_7 海側切岸

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