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2009年2月18日 (水)

高山城跡(奈良県生駒市)

奈良県生駒市高山町庄田にあって、どの地図上にも城跡マーク入りで記載されている山城でもあり、国道163号からは富雄川に沿って北上し川沿いにある「九頭神公民館」を目指して進行すれば駐車可能でもある公民館までは迷わず辿り着ける、城跡は高山氏の居城と伝わるが詳細は不明。

公民館からが城跡へのスタート地点となるが、北側へ向いて歩けば道標も設置されており、少々遠回りではあるが遊歩道から尾根上の北郭群を覗きながらの南下ルートで主郭まで到達出来る、手っ取り早く石碑の建つ中郭跡及び南郭側から主郭までの見学であれば公民館向いの橋を渡り、荒地となった住宅横の広い空き地を通過すればいち早く主郭までは到達可能である。個人的には登城は前者のルートで帰路を後者としたが、現状(11月)概念図に描き切れなかった規模の大きい北郭群は相当藪化も激しく郭内の踏破は非常に困難でもあり後者のルートで直接主郭を目指した方が良いかもしれない。無理に侵入した北郭は外見からは全体像あるいは形状を窺う事は困難ではあったが、土塁及び段差を伴う郭、虎口跡などはどうにか確認する事が出来た。しかしこの密生する雑木藪の中では南北広域に渡る縄張りの確認が出来ただけましかもしれない、、

1route2 登城ルート

76_kita_yori 北側遊歩道への進入口

3_1_2 城跡概念図

城跡は南北尾根上に堀切を挟んでほぼ隙間無く郭が配されている規模の大きいもの、自然地形を上手く取り込んだ縄張りには中々見るべきものがあり、外見から判断するより山上は起伏に富んでいるので低山ではあるが、郭高低差のある事も相俟って山城としての醍醐味あるいは見応えは充分感じる事が出来る。主郭及びその周辺は現在藪化進行中でもあり藪に潜む郭跡全てを踏破して確認する事は出来なかったが、縄張り変化にも相当富んでおり飽きる事なく城跡全体のほぼ八割は見て回る事が出来た。見所を挙げれば真っ先に縄張り妙味は挙げられ、特別インパクトのある遺構は存在しないものの、変化に富んだ縄張りは山城探索そのものを充分満喫する事が出来、遊歩道が設置されている事からも軽いトレッキング気分で訪れる事の出来るとてもお手軽な城跡と言えよう。

城跡直ぐ近くまで迫る住宅地、あるいは付近の後世造成された農作地を考えれば、よくぞここまで遺構は破壊を免れたものである、遊歩道から更に雑木竹林地に目を向ければそれらしい当時の遺構がまだ幾つも出て来そうにも思える可能性も秘めた城跡である。

19_yasiro_naka_kaku 石碑の建つ中郭

26_minami_demaru_doruikaku_1 南出郭の土塁見所

50_shukaku_1 主郭の現状

46_shukaku_e_dobasi 中郭南土橋

28_demaru_nisi_gawa_1  南出郭西

31_90do_horikiri_1 南端の直立に近い堀切見所

Kita_kaku 北郭の土塁虎口

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