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2009年1月 7日 (水)

但東中山城跡(兵庫県豊岡市)

兵庫県豊岡市但東町中山にあって、二つの川に挟まれた中山地区中心部にある丘陵上が城跡。堀直正の城跡と伝わるが詳細は不明

城跡へは国道482号を走り、中山地区に入ればルート図の如く城跡の南端に位置する如布神社を目指せば分かり易い。車は神社敷地にスペースがあるので駐車可能であるが、既にそこから北側に見えている丘陵が目指す城跡であり、図に示す延命地蔵尊とゴミ置き場の間から、墓参用の山道が山上までは通じているので、墓地経由で5分もあれば主郭には辿り着ける。

郭跡の転用とも見受けられる南側墓地に到達するまでの山道からは、郭壁面に土中から古い石垣跡も覗いており、かつては壁面に石垣も使用されていた事が想像される。現状(12月)城跡は公園化されており、残存状態も良く下草は蔓延ってはいるが見通しも利き、山上における遺構群は全て判別確認可能な状態にある。

丘陵上は全て郭群で占められており規模は南北に渡って300m近くはある様に見受けられ、遺構として目に留まる主だったものは、堀切、土塁、主郭中央の土塁壇(近世に盛り土した可能性はある)と言った処である。城跡は主郭南側の低い熊笹で覆われた出郭(地表が見えない)以外は全ての郭に切岸処理は見受けられ、古い形態の城跡の様には見えるが、石垣跡がある事、あるいは現在の切岸の状態からも、戦国期までは充分機能していた城跡の様には感じられた。城跡の見所は迷わず堀切群と言う事になるが主郭南北を分断する大堀切及び北出郭側の堀切は高低差及び形状(V字形)とも当時のままに近い思われるもので、全体像も窺う事が出来、更に高さもある事から抜群に見応えを感じるものであり、中山城を語る上で一番の誇るべき城跡遺構と言えよう。

尚、北端堀切を下りると道標に「比丘尼城跡450m」と記されており、そのまま遊歩道に導かれて北側に向えば比丘尼城跡も見学出来るので、中山城跡とセットで同日訪問が可能でもあり、比丘尼城跡と併せて考えれば充分推奨に値する城跡と言える。(比丘尼城跡の訪問リポートは次で掲載の予定)

1route 登城ルート

3n 城跡概念図

6_tozanguti 登山口

10_minami_isi_3 石垣跡見所

14_horikiri_yori_minamigawa 堀切より南郭群

18_minami_kaku_horikiri_dorui 主郭南堀切と土塁

24 24_shukaku_kitagawa_1 主郭

31_shukaku_gawa_1 北大堀切見所

28_kita_dai_horikiri 堀切北出郭見所

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