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2009年1月31日 (土)

塩宇山城(山口県大島郡)

この城跡は山口県大島郡周防大島町東安下庄古城地区にあって、港を見渡せる中央の丘陵上に郭を構える港監視用砦とも見受けられ、青木氏の居城と伝わるが詳細は不明。別名「清木山城」

城跡へは山陽自動車道「玖珂」ICが最寄の乗降口、国道437号に進入すればそのまま柳井方面を目指して走り、海岸線に出れば更に大島へは橋を渡らなければならない。大島大橋を渡れば国道はそのまま走り続け「竜崎温泉」を目指せば道標もある事から、分かり易く到達出来るだろう。後はルート図の如く南側の海岸に出れば温泉側の逆に右折し安下庄の港を目指せばよい。港中央から見て北側の丘陵上が城跡にあたりルート図の如く北へ歩き、作業用モノレール沿いに登れば堀切を通過して二の丸に相当する削平地に辿り着ける。

現状(一月)城跡は休耕地となり自然任せの荒れ放題と化しており、直接郭跡を歩いて体感出来るのはほぼ小規模な主郭及び二の丸のみ、他の郭跡は生い茂る矢竹あるいは雑木に阻まれて進入困難な状況にある。外見から視認による判別もし難いが、主郭から南側は一段ほどの郭跡は確認出来、主郭より西側も状態は悪いが切岸処理の確認は出来た。一面笹藪状態である北側にも藪漕ぎしながら削平地は見て取ることが出来たが、付随しているであろう土塁などの遺構は後世において農地化している事を考えれば、現状から判別確認するのは至難の技でもある。

地形からみても丘陵は海岸側に迫り出した形でもあり、当時は主郭南端部はほぼ海に面していたとも想像出来、埋め立てによって現在陸と繋がっている亀島と同様に城跡三方は海に囲まれていたのではないかとも想像出来る。もちろん推察の域は出ないもので、海賊城の様相を呈すこの城跡は残存遺構も少なく更に状態も良いとは言えないが、個人的には港にあるせいか、なぜか風情が感じられロマンの漂う城跡と目には映ったのである。

1route 登城ルート

3 城跡概念図

4_1 港より遠望

4_tozandou 直登ルート

7_horikiri 堀切

8_2maru 二の丸

10_shukaku 主郭

11_shukaku_yori_2maru 主郭より二の丸側

13_shukaku_gawa 主郭東側

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