一ノ宮竹石城跡(京都府福知山市)
京都府福知山市一ノ宮町竹石にあって、竹石集落より南東側国道に向いて伸びた丘陵上が城跡、城史に関しての詳細は不明
城跡へは福知山市内より国道9号を経由し国道426号を北上して一ノ宮町に向う。集落周辺に到着すれば国道沿いに、写真に示す「里の駅」と書かれた大きな看板が目に留まるので、手前よりルート図の如く集落に向う狭い道路に左折する、そのままほぼ赤線ルート図の如く走れば城跡周辺には路駐も可能であり、南東側に竹林を確認次第その方角にある農作地の畦道より進入、直ぐに規模の大きい主郭(現状休耕地)が迎えてくれる事になる。
城跡に関しては偶然付近で出くわした土地の所有者より事前に話を伺う事が出来、石垣跡のある事、あるいは空堀の残存する事、市より一度調査があった事などの情報を得る事が出来たが、城史に関してまでは御存知無い様であった。
現状(12月)城跡は広い主郭以外はほぼ雑木竹林地と化しており、更に下草も蔓延りとても見学し易い状態では無いが、残存遺構としての竹林地の中の郭跡、あるいは見所でもある三本の堀切、石垣跡と全て判別確認は出来る状態にはある。中でも概念図に示す箇所の堀切壁に残る石積み跡、その堀切東側の郭壁に残る幅5~6mに渡る二段の石垣跡は、当時堀切壁及び郭壁は石垣で構築されてあったと判断出来るものでもあり、当時に思いを馳せる事も容易となっている。堀切も自然風化及び倒木などで決して状態が良いとは言えないが、一番肝心な主郭回りに堀切、石垣跡などの遺構が集中して現存しているのにはただ驚くばかりであり、集落周辺が農地として地形改変が行われた中、よくぞここまで残っていたと感心するばかりでもある。主郭回りの手付かずの遺構群に関しては、折角ここまで自然保持されたのであれば、これから先も是非この状態のままで遺して欲しいと願わずにはいられない。尚、川を挟んだ南西側の広大な丘陵地(現状農作地)は当時の馬場跡でもあるらしい。
限りなく無名に近い城跡ではあるが、三本の堀切と残存する石垣跡は当時の本格的な普請を想像させるものでもあり、充分見学に値する遺構であると自分の目には映った。国道426号沿いからも城跡は望める位置にあり、移動の際に立ち寄っても時間の無駄には決してならないものと思われる。













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