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2009年1月26日 (月)

坂内城跡(三重県松坂市)

城跡は三重県松坂市阪内町脇谷にあって、国道166号を経由して県道29号より阪内川に沿って西に向う。2kmも走れば目指す坂内神社に辿り着けるが、登山口は其の少し手前に「天守、ガイコツ峠」の矢印の入った看板のある場所からであり、車は個人的には路駐したが神社西側の居館跡地とされる「子育て支援センター」の広い敷地に駐車可能だと思われる。1route_2

登城ルート

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居館跡地「子育て支援センター」

2a_2 敷地内の案内説明版より

登山口からは道に任せれば15分程度で山上郭群には到達出来 るが、途中に道標などは無いので山道分岐点は山側を目指して上れば良い。現状遊歩道整備中でもあり、何れにしても案内道標は近いうちには設置されるのではないだろうか。

現状(一月)かつて「天守」と呼ばれた山上郭群は城址碑あるいは休憩所も建っており整備されているが、詰城とも呼べる非常に小規模な山上郭であり、南側斜面と西側斜面に小さな郭が付随するだけの山城跡である。遺構としては郭跡、南北斜面には土塁を伴う二重堀切、主郭東壁には石垣跡、登山道中の中腹に小規模な郭跡程度であるが、これだけ急峻な山上斜面に堀切が設けられている事で、多少でも山城の醍醐味に触れる事は出来る。ただ東壁に少し残る石垣跡に関しては非常に古そうに感じられたので、個人的には当時の石垣跡と決め付けたが、過去の調査結果を知らない為に推察の域は出ないものでもある。

見学の際にはくれぐれも麓登山口看板にある「天守」と言う名、あるいは北畠一族の城跡であるという事から過剰に山上郭群を期待してはいけない、前述の様に詰城あるいは物見の機能を担ったと見受けられる小規模な郭群なのである。個人的には予備知識もあり想定内には納まったが、二重堀切及び石垣の存在までは想定外であった為に非常に嬉しい誤算となり、改めて訪ねた甲斐があったと、後で一人で納得するのである。

5tozanguti

登山口

3sa 城跡概念図

12_shukaku 山上主郭

18_isigaki_1s 石垣跡見所

20_nisikaku 西郭

24_kita_horikiri_2 北堀切見所

27_2jyuu_horikiri2_1 南二重堀切の2見所

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