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2009年1月 8日 (木)

中山比丘尼城跡(兵庫県豊岡市)

兵庫県豊岡市但東町中山にあって、先に掲載した中山城跡の北端に設けられた大堀切に道標が備わっており、そこから遊歩道に従い北に向いて100m程度歩けば更に道標が備わっているので、城跡へは難なく辿り着く事が出来る。外垣氏の居城と伝わるが尾根を共有している中山城との関係までは現状調べるまでには至っていない。

現状(12月)城跡は木々も比較的少なく見通しも利くが、中山城とは比べるレベルにないほどの下草、あるいは低い笹によって全域が覆い尽くされており、地表が表れない部分の面積の方が多く、郭形状などは非常に把握し辛く、遺構も相当近寄らないと判別し難い状態にある。もちろん移動は遊歩道に沿えば良いので難渋する事はないが、形状のはっきり分かる堀切群に関して言えば、それなりに満足のいくレベルのものを拝む事が出来る。規模は小さいが本郭群を形成する縄張りの中に遺構は凝縮されているので、非常に見学はし易いものとなっているが、見所を挙げればやはり本郭群を南北で挟む形の堀切で、痩せ尾根を分断する様は小規模とは言え、中々見応えは感じられるものである。ユニークな処では南郭西側面には櫓台に向いて移動用土塁土橋が設けられているが、西面の守備にも一役買っていそうにも思われる。

冬枯れしない笹のお陰で満足の行く見学は出来なかったが、個人的にはある意味中山城よりは楽しめたかも知れない。

但馬地方にあってもこの但東地区には亀ヶ城跡を中心とした城跡、支城あるいは砦跡が規模の大小は問わずまだまだ眠っていると思われるが、これからの山城巡りが益々楽しみに思えてくる処ではある。

1route_2 登城ルート

3 城跡概念図

4 途中の道標

11_kita_horikiri_1 北端堀切見所

14_kitakaku 北主郭

16 土橋間の堀切

16_naka_kaku_dorui_dan_1 南郭群の土塁壇

23_shukaku 南郭櫓台

26_shukaku_minami_hori_1 櫓台南空堀見所

31_horikiri_yori_doruikaku 南端堀切見所

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