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2009年1月21日 (水)

坂梨城跡(京都府福知山市)

この城跡は福知山市大呂地区に存在する桐村城跡として場所を確定して訪問した訳ではないが、先にリポート掲載に及んだ(仮)川北城跡と同様に無名に近い存在である為に、現地での情報あるいは手元の資料からはこの地が桐村城跡と断定出来る情報は得られなかった。しかし判別確認可能である郭跡、堀切、土塁などからも山上には紛れも無く城跡遺構は残存しており、今回は呼称の確定までは至れなかったが(仮名)桐村東城跡としてリポート掲載に及んだ。

2014年2月 この山城は当時(リポート掲載時の2008年)京都府においては、城跡としての識別呼称はもちろんの事、城郭としての認識もなかった様にも窺われましたが、つい最近京都府在住山城ファンの方から頂戴した信頼出来る情報により、現在では所在地字名が採用されて、坂梨城として識別呼称の付けられた城跡という事が分かりましたので、この場を借りてご報告したいと思います。城跡名は(仮名)桐村東城を改めて坂梨城としましたが、リポート掲載記事は2008年当時のまま据え置いております。

城跡を訪れるには天寧寺を起点とすれば分かり易い位置にあるが、国道9号を福知山市内から北上した場合、「牧」交差点より国道176号に針路変更、そのまましばらく北上すれば下天津駅の表示が道路沿いにあるのでそちらに左折進路変更する。後はルート図の如く登山口である八幡宮を目指し、到着後は其の背後からの尾根を登り切れば、10分程度で山上主郭には辿り着く事が出来る筈である。

現状(12月)城跡はほぼ植林地である為に見通しも比較的良く、移動も容易く、遺構の判別確認は容易に出来る状態にあるが、古い形態の山城でもあり更に自然任せの地表風化がそれに追い討ちをかけており、郭跡は凹凸が激しく相当荒れ放題と化している。それでも前述の主郭の土塁跡、西側の尾根を断つ大堀切は土塁も高低差も伴っており、城跡唯一の見所ともなっており、多少ではあるが満足感を得る事は出来た。しかしこういった情報の無い山城跡は最初から期待も少ないので、探索中に膨らむ期待感あるいは城跡遺構を見つけた時の喜びは大きく、山城巡りの醍醐味が倍増するのは確かなことではある。

1route2 登城ルート

4 城跡遠望

Photo 城跡概念図

6tozanguti 登山口

12_higasi_kaku 東郭群

17_kita_sita_dorui 東郭群斜面の土塁

19_shukaku_dorui_1 主郭土塁

20_shukaku_higasi_kaku 主郭東側

21_nisikaku_dorui_1 西郭土塁

24_nisi_dai_horikiri 大堀切

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