« 向山城跡(兵庫県朝来市) | トップページ | 一部城跡(兵庫県養父市) »

2009年1月17日 (土)

小田城跡(広島県東広島市)

城跡は広島県東広島市河内町小田にあり、毛利を支えた小早川氏の分家でもある椋梨氏一族の城跡で、最後の城主として小田氏の居城が伝わる。

城跡へは小田集落に入れば郵便局から保育園傍を通り、ルート図の如く突き当りを左折して城跡を目指せばよいが、車道沿いの城跡進入口となる場所には道標が設置されており、すぐ北側に目に留まる墓地側に上る。道標は無いが北奥側に位置する墓地背後からは左手に進路を変えて更に上ると郭南壁に大石垣のある郭跡、更に空堀道を通過すれば大手虎口とも見受けられる石垣跡までは到達出来る。門石手前には既に大堀切も窺う事が出来、そのまま直進すれば左手に郭跡更に主郭北背後の大堀切まで到達出来る。主郭へは途中から右手に上る山道があるのでそれに従えば山上の三の丸から主郭まで一気に見学可能である。

現状(4月)城跡の山上郭群以外は、郭内に踏み入るのを躊躇するほどの密生雑木藪となっており、外見からの視認も困難、ましてや郭内の移動はほぼ無理な状態にある。それでも道中より郭を形成する大石垣跡の確認は出来たが、郭内の奥までは侵入出来ないので郭形状などは外見からの推察に終わってしまった。山上三郭においては木々も少ないので見通しも良く、郭壁の石垣痕、井戸跡、土塁などは明確に見て取る事が出来た。城跡の見所としては規模は小さいが毛利氏特有の石積み跡(赤松氏に近い)で、野面積みに近いが特に大石を多用した石垣跡はすぐにそれと分かるもので、西中国の城跡には特に多く窺われ、現在でも城跡西側の農作地辺りにも名残として残っている。

城跡の規模は小さく縄張り妙味もさほど感じられず、状態も良くないので推奨とまでは行かないが、石垣の残存する城跡としては見学には充分値する城跡と感じられた。

1_1a 登城ルート

2_1 現地案内板より

Enbou 城跡遠望

3_1x 城跡概念図

10_ooisigaki_1 南郭群大石垣見所

11_dorui_dou 空堀登城道

14 虎口石垣跡見所

22_3maru_yori_2maru_heki_1 三の丸より主郭側

30_shukaku_yori_2_3maru 山上三郭

2maru_yori_shukuruwa 二の丸より主郭

« 向山城跡(兵庫県朝来市) | トップページ | 一部城跡(兵庫県養父市) »

中国(山陽)地方の山城」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小田城跡(広島県東広島市):

« 向山城跡(兵庫県朝来市) | トップページ | 一部城跡(兵庫県養父市) »

無料ブログはココログ