« 八田城跡(三重県松坂市) | トップページ | 筒江城跡(兵庫県朝来市) »

2009年1月10日 (土)

高城跡(三重県松坂市)

城跡は三重県松坂市大阿坂町にあって、ルート図の如く県道58号より農機具店の南側数10mより西に向う細い道路に進入、後は西側の大池までそのまま向かえば池そばの空きスペースに車は駐車可能、そこからはほぼ直立した郭壁に木々の隙間から縦堀も窺われるが、よじ登るのは少しきついので図に示す箇所まで歩けば、山道から城跡まで進入する事が出来る。もちろんこの辺りより既に城域でもあり、一面笹で覆われた地表の見えない削平地を通過すれば、自ずと西側に位置する主郭までは到達出来る。2a

現地案内板より

現状(一月)城跡は冬季にも拘らず雑木あるいは矢竹が密生しており、主郭を除いては移動はもちろん視認も困難な状況にあり、城跡全体を見て回るには非常に難渋する状態でもある。特に主郭西側は前面雑木矢竹密生地となっており、郭の展開は予想されるが踏み入る事はまず無理で、土塁の一部を外見から確認出来る程度と思ってもらえばよい。しかし主郭においては木々も少なく見通しが利く為に規模の大きさを体感する事も出来、西土塁虎口跡、櫓台大土塁、周囲を取り巻く分厚い土塁など明確で見応えのある遺構を拝む事が出来る。主郭内の地表は凹凸も激しく人為的なものか風化の為かは判別出来ないが空堀とも窺える様な窪み地形は見て取れた。

現状東郭より東側は笹藪地帯あるいは農地となっているが、恐らく東端の農地から民家に至るまでは本来の縄張りであるようには見受けられた。進入口に選んだ辺りには外見からは直ぐに判断出来ないが、笹藪を少し掻き分けると農地を跨いで鋭角に掘削された堀切が窺われ、これは更に北側の池までも繋がっていた。ただこの見応えのある堀切は水路として近世に設けられた可能性もあるので、現状見たままを凄いと思う以外はどうしようもないのが現実でもある。城跡は見所が多いとは決して言えないが残存度の高い主郭回りの遺構群(特に分厚い土塁)は中々見応えはあり、戦国期における土塁城の姿を再現している様でもあり、この城跡遺構の素晴らしさには充分な満足感を得る事が出来た。

1route 登城ルート

3ta 城跡概念図

12_higasi_horikiri_1 東端の堀切見所

14_higasikaku_koguiti_e_1 東郭虎口

18_shukaku_e 主郭東虎口

20_shukaku 主郭

22_koguti_gawa 主郭東虎口側

25_yagura_sita_koguti_1 櫓台より西虎口見所

21_oku_nisi_koguti 奥西虎口見所

« 八田城跡(三重県松坂市) | トップページ | 筒江城跡(兵庫県朝来市) »

三重県の山城跡」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1070646/26923380

この記事へのトラックバック一覧です: 高城跡(三重県松坂市):

« 八田城跡(三重県松坂市) | トップページ | 筒江城跡(兵庫県朝来市) »

無料ブログはココログ