井田城跡(京都府福知山市)
京都府福知山市夜久野町井田にあって、国道9号沿いにある加茂神社北背後に聳える山の山上が城跡、城史に関しての詳細は不明
城跡へは国道9号で井田集落に入ればルート図の如く交差点を右折、すぐ右手に公民館が目に留まれば車はここに駐車させてもらい、道標は無いが公民館を出てすぐ左手向いより写真に示す山道が加茂神社へ繋がっているので、ここから上れば自ずと神社背後からそのまま尾根伝いに登り切れば、山の如く聳え立つ山上主郭までは到達する事が出来る。もちろん神社からは登山道は無いが5分もあれば到達可能である。
現状(12月)城跡は全域が植林地となっており見通しは良く、下草もほとんど無いので山上郭群における遺構は全て判別確認が容易に出来る状態にある。特筆するほどの遺構は見当たらないが、外見から窺える主郭の切岸は直立に近いもので、高低差が7~8m前後はあり、しかも中央に孤立している為に相当な見応えを感じる事が出来る。主郭まで上るのには足場も少なく、直立に近いので案外苦労するほどである。主郭北側下には大土塁が形成されており随分埋もれてはいるが空堀跡も窺え、更に下に下りれば大規模な郭が直立に近い切岸を伴って展開されている。山上郭群だけを採り上げれば規模も小さく縄張り妙味も無い城跡と位置付けが出来るが、登山道中の緩い傾斜の連続する削平地及び現在の加茂神社の広大な敷地も居館跡あるいは郭跡と想定すれば、決して規模の小さい城跡とは言えなくなる。
堀切の存在も確認出来ず、技巧を伴う遺構も見受けられない古い形態の山城ではあるが、個人的に見て感じるには戦国期も改修を施されながら乗り切った城跡の様には見受けられず、光秀による丹波平定以前、あるいはその際に廃城となった可能性は非常に高いと思われる城跡と目には映った。











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