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2008年12月 4日 (木)

細野城跡(三重県津市)

三重県津市美里町北長野にあって、案内板には長野氏城跡とあったが別に細野城とも呼ばれているらしく、西側の遠方山上には長野城跡が位置する事からも紛らわしいので、ここでは細野城として載せさせて頂く。城跡はもちろんかつては長野氏の居城であるが詳細は不明。

城跡へは大阪から向う場合、国道163号に進入する事が先決となる、この国道沿いに城跡は位置している事からも非常に分かり易く、道路沿いにある「美里農産物加工センター」を過ぎて橋を渡れば、すぐ左手(北側)道路沿いに案内板を見つける事が出来る。そこから東西城跡に挟まれた谷状地を北へ向えば既に城域でもあり、分岐点には道標もあるので迷わず城跡へは到達出来る。しかし城跡は東、中、西城と三箇所に分かれて郭群が配されているので、見学においては必ず三城を覗く事が大事である。三城を覗いてこそ、この城跡の縄張りの素晴らしさが理解出来るであり、更に個々の郭群の機能も窺う事が出来るのである。

現状(11月)城跡は比較的残存状態が良く、歩き易く見て回りやすい状態にはあるが、主要な郭跡を少しでも外れると藪化も激しく、竹林あるいは雑木で踏み入る余地の無い場所も多々ある。三城を見る限りにおいては、東城が街道沿いにあり利便性も含んだ監視用砦、中城がより堅固に構えられた戦闘用の砦、西城は規模も大きく居館あるいは詰城といった処か、、中でも中城が堀切、土塁などを備えており、見る分には一番醍醐味があり見応えが感じられる。城跡の形態としては三城が独立した形ではあるが、戦闘時においては三位一体となり、攻守において一番能力を発揮出来るように考えられた縄張りプランである様には見受けられた。残存状態も良く、更に縄張りも含めて充分推奨に値する、素晴らしい城跡と言える。

1_3a 登城ルート

3_2 現地案内説明板

10_oku_nakasiro_e 東城分岐点、奥は中城へ

10_isi_horikiri 東城へ、堀切

13 堀切石垣跡(当時のものか?)

18_higasi_shukaku 東城

26_horikiri 中城の堀切

30_shukaku_daidorui 中城大土塁

34_nisi_shukaku_e 西城主郭切岸

35_nisi_shukaku_nai 西城最高所

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