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2008年12月12日 (金)

奥谷城跡(兵庫県篠山市)

兵庫県篠山市殿町にあって、波多野氏の居城として名を馳せた八上城の前身とも言える山城(丘に近い)。別名 蕪丸城跡

本城でもある八上城跡は、山頂から四方の枝尾根に砦や郭が展開される巨大な城塞群であるが為に、個人的には未だに全域踏破を成し遂げていないのが現状であるが、此方の方は八上城の南側枝尾根のほぼ独立した先端部に位置しているので、麓の道路傍からはすぐに上れる位置にある。

城跡へはルート図の如く国道372号を走り、「八上」の信号西手前から南側へ針路変更、後はルート図の如く川沿いを南下すれば、難なく進入口となる案内板を見付ける事が出来る。(麓の案内板横から上れば、急斜面ではあるが5分内で山上主郭まで辿り着ける)

地図上から、あるいは遠く外見から判断しても小規模な砦規模の城跡を想像していたが、実際城跡を構成する郭群は意外にも規模が大きく、遺構群は其の中に凝縮されていた。最大の見所は北尾根を分断する二本の堀切で、特に主郭背後の堀切は現状ではほぼ埋もれた形となっているが、両サイドに縦堀となっていく様は非常に見応えのあるものである。主郭西側には屋敷跡にも窺える規模の大きい郭跡があり、その北側には縦堀及び二段に連なる大土塁もそれに付随している。現状(8月)夏季ではあるが、山上主郭周りは意外に木々も少なく案外見通しも利く状態となっている。ただ西側は竹林、雑木林となっているので、外見からの視認には中々難渋するのが現状である。

この城跡は有名な八上城の前には、陰に隠れた存在となっているが、当時のまま自然保持されたとも思える遺構の残存度は非常に高く、当然本城と比べるレベルにはないが、凝縮された遺構の数々は決して期待は裏切らないものと思える。

1 登城ルート

7_tozanguti_1 登山口

3ok 城跡概念図

13_minamikaku 南郭

15_shukaku_koguti 主郭虎口

15_shukaku_nai 主郭

19_kitakaku 北郭

20_kita_yori_shukaku_heki 北郭より主郭切岸

23_kita_horikiridou 北端の堀切

32_yasiki_kaku_1 西屋敷跡か

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コメント

TAKUさんこんにちは!いつも山城賛歌拝見いたしております。今回は丹波の荒木鬼の居城跡の細工所城跡と奥谷城跡巡りに行きました!二城跡とも素晴らしい遺構跡に巡りあえ感動しました!奥谷城跡の大土塁跡にはびっくりさせられ当時の建築技術に驚かされました。これからも山城跡巡り続けて行きます。

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