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2008年12月 5日 (金)

三ノ宮東城跡(京都府船井郡)

京都府船井郡京丹波町三ノ宮にあって、既にリポート掲載済でもある三ノ宮(西)城からは国道173号を隔てた直ぐ東側に位置している、もちろん山内氏の居城と伝わっている。

城跡へは三ノ宮(西)城跡と掲げられた大きな看板の見える国道交差点から、図に示した作業所寄りの辺りが直登取り付き地点になり、取り付き地点に多少のずれは生じても急斜面を登り切れば山上主郭まで到達出来ることには変わりは無い。ただ西側は山上近くが凄まじい笹藪となっているので、直登の際には出来るだけ国道寄りの木々の少ない南側を回り込む形で上った方が楽だと思われる。

過去、三ノ宮(西)城跡を訪れた際の案内説明紙に、東城は調査中との事が付記されてあり、そろそろ調査も終えた頃だろうと安易に訪れて見たが、現状(11月)城跡は調査中どころか全域が雑木、矢竹藪と化しており、伐採前の段階と思われる目印のピンクテープが至る所に貼りまくられている。移動は矢竹の隙間を縫って何とか出来るが、全体の視認はまず無理、記録写真もほぼ伸び放題の矢竹を撮っているだけで中々画像としては成立してくれない、取り敢えず移動出来るだけはまだマシで、木々の隙間を縫いながら歩き回ってやっと全体像は掴む事が出来た、山上はほぼ四郭から形成される山城と見受けられ、櫓台土塁を備えた規模の大きい主郭に、高低差を違えて郭群が付随しているものである。櫓台背後には風化によって随分埋もれてはいるが二重堀切は確認出来た。こうしてみると東城は、整備されている西城とは比べるレベルに無いほど藪化は進んでいるが、手付かずの為に遺構残存度は高く、規模も西城よりは相当大きく、これから木々が伐採されて全貌が明らかになった時が非常に楽しみになってくる。(現実そうなるとは限らないが、仮に調査に入れば木々は伐採される筈である)

夏季の訪問は絶対に避けた方が賢明であるが、山上を移動出来るだけマシと考えれば充分観賞には耐えられる山城と言える。 少ない遺構群の中にあって堀切は唯一最大の見所!

1route_3 登城ルート

4_1 直登取り付き地点

3san 城跡概念図

7_minami_kaku_1 南郭

13_shukaku_2 主郭

15_yagura 主郭櫓台土塁

18_horikiri_1 18_horikiri_2 堀切見所

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