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2008年12月22日 (月)

水尾城跡(兵庫県西脇市)

兵庫県西脇市水尾町にあって、大日寺の南背後に聳える山の山上が城跡。

城跡へは京阪神側から車で向えば中国道「滝野社」ICで降り、国道175号から県道34号へ乗り継ぎ、大日寺を目指せば難なく登山口までは辿り着ける。しかし寺院に到着したものの設置されている案内板が簡略過ぎて、当然あるべき登山道を今一把握出来ずに終わり、個人的には西側のゴルフ場造成地(工事は中断されたまま放置)から砂利状の急斜面を直登で上る羽目になった。

城跡は外見から窺う分には位置確認もし易く、ほぼ全域が樹木のない裸同然の、表面が粗い砂利で形成された山城で、直登を選んだものの砂利で表面は滑るし、足場も余りないのでリスクを背負った厳しい登山を余儀なくされた。すぐ目の前に山頂は望める状態にありながらも20分近く要して、やっと山頂までは到達出来た。

現状、城跡は裸山なので縄張りも掴み易く、遺構も判別確認し易いものと勝手に想像していたが、郭壁面は全て砂利状の切岸となっており、郭跡を含めてもこれらが自然地形なのか、あるいは人為的に構築されたものなのかは、ほとんど判別も出来ない状態にある。工事の中断されたゴルフ場造成地がすぐ西側に隣接しているので、当時の郭跡も判別し難いのが現状でもあり、どこまで地形改変があったのかは現状を見る限りでは想像もつかない。しかも裸山なので山頂からの眺望は利くが、今一ここが山城だと言える実感が湧いて来ない(ただの砂利採取用の山)。苦労して上った割には戦国ロマンに浸ることも出来ないのが少しばかり残念なところではあるが、これらの現況報告を含めた感想はあくまでも個人的主観なので、訪問した際にはこれらの先入観に捕らわれず、自分自身で体感した判断が一番大切なところであるようには思われる。この山城を当時から草木も生えない裸山だとすれば、現状外見から窺える全ては当時のままだという事にもなり、当然この山城の史跡価値は相当なものだとも判断出来るのである。

尚、登山口は寺院前の案内板に示されている様に、地元民に尋ねるか探せば間違いなく見つかるので、今回の様なリスクを伴う直登は出来るだけ避けた方が良いと思われる。

1x 登城ルート

2 現地案内板より

2mizuo2 城跡概念図

5 西より城跡遠望

6_kaku 10_kaku 北側の郭跡

15_gedan_yori_shukakuheki 下段郭より主郭側壁

18_shukaku_nai 主郭

21_shukaku_higasi_kirigisi 主郭切岸

23_kaku 主郭より下段

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