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2008年11月 1日 (土)

泉源寺城跡(京都府舞鶴市)

京都府舞鶴市泉源寺にあって集落の北側に聳える愛宕山(標高282m)の山上が城跡、栗屋氏の居城と伝わるが詳細は不明

城跡へは国道27号を東に向いて移動した場合「大門松島」の信号を越えて少し走り、線路高架上を越えれば真北に向いて直進となる道路があるのでそちらに進路変更、この道に従えば登山口でもある智性院に辿り着ける。到着後は寺院向いにある熊野神社横から山上に向いて登山道が繋がっているのでそれを利用すれば、案内道標は無いが山上主郭までは到達出来る。この登山道はかつては山上愛宕神社への参拝道であったとも思えるが、現在では山上に社殿も存在せず上る人も皆無の様に見受けられる。

山容が物語るように標高は余り無いのだが、急峻で尚且つ、道中九十九折りとなっている為に距離も長く、約40分を要してやっと山上まで辿り着く事が出来た。

現状(10月)城跡は予想通りの藪化状態にあり、かつて神社があったとは誰も想像すら出来ない状態にある。しかも砂利を含んだセメントの塊が集中している場所がある事からも神社を取り壊した後の廃棄物とも思えるが、それによって多少の地形改変はあったと見るべきであろう。規模の大きい主郭内部は風化なのか人為的なものなのかは判断し難いが相当凸凹しており、空堀に見えなくも無い地形も数箇所に窺う事が出来る。現状では遺構の判別確認は中々難しく、取り敢えず歩き回ってそれらしい城跡概念図を描ける処までには至ったが、明確に遺構と呼べるものは縦堀、郭跡、郭切岸、堀切程度終わってしまった。

この城跡を評価するのは非常に難しいが、険峻な山城が大好き人間でないと結果的には辛い山登りだけで終わってしまう様にも感じられる、、、しかし探索心を多いに煽られる山城であった事だけは確かである。

個人的には推奨は出来難い山城であるが、もしこれから訪問して見ようかと思っていた方、あるいはどの様な山城なのか気になっていた方の為には、丁度良い現況報告になるかとは思われる。

1route 登城ルート

6tozanguti 神社横の登山口

2_3sen 城跡概念図

16_sanjyou_shukaku 山上主郭

17_sanjyou 主郭内の空堀状の地形

19_minami_obi_shukakuheki 南帯郭

19_minami_obi_shukakuheki_2 主郭南側切岸

22_higasi_kaku 東郭の上り土塁

26_tatebori_1 明確に残存する縦堀

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京都(丹後地方)の山城」カテゴリの記事

コメント

まさか地元のマイナーな情報が載っているとは・・・ヽ(´▽`)/
愛宕山の山上には寺があったと聞いたことがあります。それが元々は城だったのかも知れませんね。ただ、現状の山上や山腹にあるコンクリ片は戦時中の防空砲台の跡かと思われます。(コンクリ製の防空壕も残ってます)
また、山上の窪みについては防空砲台の基礎が撤去された跡かと。(鉄筋を回収するために撤去したという話を聞いたことがあります)
愛宕神社はもっと低いところにあって社殿も存在しますよ。(掲載されている地図の"源"の字の上あたりになります)

TAKUです、元地元民さん情報のご提供有難うございました。
城跡訪問も随分遡る事になるので、少し記憶からも遠ざかっておりましたが、この山城の中腹に置き去りにされていた、建物らしき跡は砲台の跡でしたか、、、
山上における荒れ放題の凸凹地形や、多くのコンクリ片が山上に存在する理由がやっと分かりました。
コメント有難うございました。

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