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2008年11月 2日 (日)

楯岩城跡(兵庫県揖保郡)

兵庫県揖保郡太子町太子にあって国道2号太子竜野バイパスの城山トンネル真上の山上が城跡であるが、山上には楯岩城大山構跡と書かれた表札があったので構居として機能していたのかも知れない。赤松氏の居城と伝わるが詳細は不明。

城跡へは姫路側から国道179号を西に向いて走れば、「山田」から「原」の信号を越えて線路沿いを少し走り、山裾を北側(右折)へ針路変更、後はルート図の如く細い車道を老人ホーム聖園を目指して上れば、分かり易く登山進入口である車止めゲートまでは辿り着ける。後はゲートを越えて道に任せれば、途中に山上まで新設された登山道があり、それを上り切れば山上主郭到達となる。

山上には巨石を並べた「大山構跡」があり細長く荒れた平坦地には至る所に巨石、大石がゴロゴロと転がっている。これでも郭跡ではあると思うが、、、現状(一月)冬季にも拘らず山上郭群は葉の生い茂る雑木藪と化してはいるが、移動に難渋するまで、あるいは視認困難までには至っておらず、郭跡のみではあるが判別確認は出来る状態にある。しかし一番見逃してはならないと思える遺構群は、南側急斜面を降りた中腹の郭跡に残存しており、古墳を含めた周辺には削平された郭跡、巨石を並べた郭壁、石垣跡など城中最大の見所となる遺構が集中している。ここから更に南へ降りれば、途中斜面上の至る所で土中に段状に見え隠れする石垣跡を窺う事も出来る、恐らく地表は風化、あるいは堆積物の為に斜面にはなっているが、郭壁としての石垣跡の様にも見受けられる。

個人的にはこの南中腹郭跡に至るまでは図に示した車道沿いにあった登山口から上った(15分)のではあるが、本来なら此方からの登山(山上まで20分)をお薦めしたい。途中から道も踏み跡程度になってはいるが山上を目指せば間違いなくこの郭跡を拝む事が出来る。前述の山上から降りるルートでは方向を少し間違うとこの郭跡には到達出来ない可能性が高いのである。山上のみの山城見学では正規の新設登山ルート、本命の遺構を見学しながら登山するのであれば後述の直登に近いこの登山ルートがベストだと思われる。

この山城から醍醐味を得る為ルート図の様に相当な距離を歩き、ほぼ一周せざるを得なかったが、流石に赤松氏の城跡だけのことはあって石垣跡も残存しており、期待は決して裏切られなかった山城でもあった。地形図から察する処、更に西側には出郭も予想されたが既に踏破する気力は失せており断念に至る。

Tate1v 登城ルート

4tozanguti 南からの登山口

9isi 南斜面の石垣跡

13kaku 中腹南郭

14_kakunai_sekiretu_1 石列

28_kaku_ooisi 巨石の石列

37_kaku_nai_ooisi_1 山上郭

40_yakata_1 山上の大山構跡

41koguti_oosekiretu 山上郭の大石列

47gezandou 北東からの新設登山道

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