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2008年11月 2日 (日)

鷹尾山城跡(兵庫県芦屋市)

兵庫県芦屋市山芦屋町にあって阪急電鉄「芦屋川駅」から北西側に聳える鷹尾山(標高262m)の山上が城跡、瓦林氏の居城であるが戦国期においては越水城の支城として機能していたと伝わる。

城跡は芦屋市内に位置する事から車で現地に向えば駐車場に苦労すると思い、今回初めて電車を使用し阪急電車で「芦屋川」で下車し、そこから川沿いに歩いて登山口まで向う。道標がないのでルート図の如く住宅地を通り抜けて登山口に向う、一箇所のみに案内板はあったが道標の役目は果たしていないので、それとなく山裾を目指すと登山口が住宅地横に見えてきた。ここにも道標は設置されていないが20分程度で山上主郭には到達出来た。

現状山上郭群は冬季にも拘らずNHK施設のある南郭を除けば雑木と笹藪に覆われており、郭全体像もしくは遺構の視認はかなりし辛い状態にある、それでも最大の見所である大堀切及び二重空堀は傍まで寄って確認する事が出来た。しかし通常尾根を横に分断する空堀(堀切)は何度も見てきたがこの城跡の空堀は南北の郭を結ぶ尾根に沿って二重に設けられており、明らかに他とは異なる様相である。もちろん土塁もそれに伴って自ずと二重構造になっているが、更に縦堀はそこから数本斜面に落ち込んでおり、その異形の形態が良く分かる、極めてユニークな構造と言えるものである。

城跡は小規模な山城としては見応えもあり、このユニーク過ぎる二重空堀土塁は一見の価値のあるもの察せられ、山歩きも楽しめて山城遺構も味わう事が出来る有数の城跡と言えよう。

1 登城ルート

5 鷹尾山を望む道路分岐点

7_tozanguti 登山口

3_2z 城跡概念図

23_monomi_sita 中腹の物見大岩群

27_horikiri_1 中腹郭群の堀切

32_shukaku_2 南主郭

40_2jyuu_karabori_1 40_2jyuu_karabori_3 二重空堀土塁見所

44_horikiri_tatebori_1 北側の台堀切見所

尚、登山口にあたる住宅地前の道路沿いに車三四台の駐車スペースがあり、登山客に後で聞いてみればその場所は駐車可能である(確証は無いが)との事であった。しかし駅から芦屋川沿いに歩けば鷹尾山も望め、更に町並みの風情も味わえる事からも駅から山頂までは是非歩く(40分程度は掛かるが)事をお薦めしたい。

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