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2008年11月24日 (月)

浅井 木原氏城跡(三重県伊賀市)

城跡は三重県伊賀市上野予野にあって、先にリポート掲載に及んだ杉山氏城とは目と鼻の先の距離にある。立正寺を目指せば直ぐ辿り着く事が出来、向の池傍から公民館敷地内を通過して、そのまま堀切を越えれば木原城跡、更に土塁堀切を越えれば浅井城跡に到達出来る。

城跡の形態としては両者が連結してはいるが、土塁と二重の堀切を挟んで独立した構造となっており、深い堀切(空堀)、櫓台も兼ねたと思われる分厚い高さのある大土塁が、両者に共通する最大の見所遺構ともなっている。規模は木原城の方が大きく、より堅固であり土塁もより高く、周囲を取り囲む空堀などの深さにもそれが顕著に表れている。現状(12月)とは言え、城跡の全域にかけて覆われる竹林、雑木藪の為に視認もし辛く、動き回って遺構は判別確認しなければいけない状態になっているが、肝心の空堀、土塁などは明確に判別出来るもので、城跡の見所を損なう状況までには達してはいない。

城跡の南側のフェンスから先はいきなり崖状に削られた形跡があり、現在では住宅敷地となっているが、どこまで宅地造成による地形改変があったのかは想像に任せるしかなく、当時の縄張り規模も推察するのみの状況となっている。基本的には連郭式方形居館跡なので、其の周囲における遺構がある程度明確に把握出来ただけでもマシかも知れないが、、 残存状態は決して良いとは言えないが、予想を上回る遺構の醍醐味に酔いしれる事は出来た城跡ではある。

1z 登城ルート

3 城跡概念図

4 南より遠望

11_kihara_dorui_yori_nisikarabori_1 木原東側の大堀切見所

13_kihara_nai_1 木原主郭内部

15_daidorui_yagura_2 木原櫓台土塁

17_kihara_nai_dorui_heki 木原の高い土塁見所

21_karabori 木原北側の空堀

24_asai_kita_karabori 浅井北側の空堀見所

20_asai_e 浅井へ土塁道

33_asai_nai_1 浅井主郭内部

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