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2008年11月13日 (木)

熊谷城(兵庫県篠山市)

兵庫県篠山市熊谷にあって地図上では字、城山と記載されているが、城跡に関しての情報資料が現状手元に無い為に、今回の訪問リポートにおいてはそのまま(仮)熊谷城山として掲載に及んだ。(実際の呼称はあるとは思われるが、、) 熊谷城と後で判明

かねてから気になっていた城跡の一つであるが今回篠山市内を車で移動中の事でもあり、たまたま寄ってみる事にした。既に掲載済みである笛吹山城跡からは程近く、其の時に登山口に選んだ大売神社あるいは鳳鳴高校の真西に位置している完全独立した低山が城跡にあたる。

到着後、まずは周囲を探りながら取り付き地点を定めるが、ルート図の如く南側から畦道を通れば山に上れそうに見えたので、いきなりそこから直登を敢行する。

低山なので最初の藪漕ぎも苦にならず5分内で南郭に達する事が出来たが、山上はその名の通り立派な城跡である。現状南側は竹林地となり雑木も生い茂り、相当藪化はしているが郭跡及び郭切岸などの城跡遺構は確認する事が出来た、ほとんど何も期待せずに立ち寄ったのではあるが、意外に規模は大きく、郭削平跡及び切岸跡も充分窺えるもので、砦と呼ぶには少しその域は出ている様にも見受けられる。現状自然任せである為に風化も激しく技巧的な遺構は確認出来なかったが、笛吹城の出城あるいは支城と思えばこの程度の完成度で良いのかも知れない。

城山と地図に記載されたこの城跡は、はっきり言って見るべきものは郭跡、切岸跡のみであるが、自分にとってはやっと気になっていたものから開放され、スッキリとした気分の状態である。この様な山城でも当時は実戦を経験し、更に戦国期を経て現在があるのかと思うと、なぜか変に心を揺さぶられる気持ちになってしまう。

1route 登城ルート

6_2 城跡進入路

3_3 城跡概念図

10_nisi_dankaku_gun 西段郭群

11_dankaku_heki 段郭切岸

12_shukaku 最高所主郭

13_kitakaku 規模の大きい北郭

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コメント

非常なハイペースで数々の城跡の報告、毎回驚きと一緒に楽しみにさせていただいています。
今回の「熊谷城山」に付いて、今まで友人にその存在を聞いた事が無かったので、確認したところ友人は城ではないと言っていました。(もちろん個々の見解の差は当然あります)、友人はこの城山の川を渡った北に城跡を確認しているとのことでした。「戦国・織豊期城郭論」(和泉書院)に記載あります。前回の「烏帽子山城」に付いては、主郭の前面の横堀が赤井氏の城によく見られる遺構であると言ってえいました、私は「山垣城」の尾根続きの背後の山に遺構を探して上りましたが「烏帽子山城」には登っていないので、今度行ってみようと思っています。
今後のレポート楽しみにお待ちしています。

縄張図を拝見しましたが、北郭から西に張り出した稜線上に残る、この城では最も郭らしい郭である数段が抜けているように思います。また、この西への張り出した諸郭の南下に、周囲の田圃より数メートル高い位置にかなり大きな削平地があり、さらに井戸跡らしいくぼみも確認出来ること、西側以外の三方が城山に囲まれていること、更に付近の平野部に土塁または堀で囲まれた遺構が見当たらないこと等から、この削平地が館跡ではないかと推測しております。
一度再訪されて確認願えないでしょうか。

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