« 本郷城跡(兵庫県篠山市) | トップページ | 木器城跡(兵庫県三田市) »

2008年10月26日 (日)

段ノ城跡(兵庫県多可郡)

兵庫県多可郡中町門前にあって既に掲載の終わっている貝ノ城跡の北西側に位置する標高480mの山の山上から南西尾根上が城跡、赤松氏一族の在田氏の居城と伝わるが詳細は不明

城跡へは国道427号を北上した場合門前集落が見えて来れば、どの地点からでも右折して瑞光寺を目指せば分かり易い、寺院からは真北に向いて山道が通じておりその両脇には広大な屋敷跡群を窺う事が出来るが、規模の大きい水堀跡、石列、郭跡の切岸、土塁などを確認する事が出来る。更にそのまま上ると現在整備工事中である山上まで繋がるNTT巡視道に合流、後は道に任せて上れば迷わず辿り着く事が出来る。今回で二度目の訪城となったが前回よりは巡視道のお陰で勾配はきついが、道任せで気を使う事も無く上れたので少しは楽ではあった。

現状(11月)城跡は当然藪化進行中であるが、視認あるいは移動に困難を来たすまでには至っておらず、山上における城跡遺構のほとんどは判別確認可能な状態にある。郭壁随所に石垣痕が残り当時は全てとは言わないまでも要所は石垣で固められていたものと推察出来る。縄張りにおいては単純に郭を連ねて堀切で郭間を分断するシンプルな形態を採っており、さほど妙味を感じられるほどのものではない。現在主郭と尾根を共有する北東側にはNTT施設がありどこまで地形改変があったのかは推察するしかないが、更に山上を目指すと巨石あるいは大岩がゴロゴロしており、最高所には狼煙台又は物見とも見受けられる平坦地が存在していた。

山上までは比高300m近くあり、巡視道を利用してもその勾配のきつさ、距離ともかなりなもので正確に計ってはいないが40分程度は掛かったものと思われる。麓の屋敷跡群から山上郭群に至るまで、充分な醍醐味を味わう事の出来る城跡である。

Dan1 登城ルート

3

城跡遠望

11_2 麓屋敷跡

16_hori 麓水堀跡

2 城跡概念図

6_kaku2 二の丸

12_kaku2_dobasi_waki 二の丸中央土塁道

13_kaku2_isi 二の丸石垣跡

9_shukaku_kitakoguti 主郭北虎口

18_kaku4 段郭群

22_minami_hasi_kaku 南端郭

24_kaku8_koguti_isi 段郭群の虎口石垣跡

« 本郷城跡(兵庫県篠山市) | トップページ | 木器城跡(兵庫県三田市) »

兵庫(三田~播磨地方)の山城」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1070646/24506352

この記事へのトラックバック一覧です: 段ノ城跡(兵庫県多可郡):

« 本郷城跡(兵庫県篠山市) | トップページ | 木器城跡(兵庫県三田市) »

無料ブログはココログ