« 但馬白山城跡(兵庫県豊岡市) | トップページ | 奥氏城跡(三重県伊賀市) »

2008年10月 2日 (木)

進美寺城跡(兵庫県豊岡市)

但馬白山城跡に先に寄った場合は分岐点である北側の鳥居まで戻りここから西側に登山道を下りていくと道任せで進美寺の最上段にある本殿に辿り着くが、直接進美寺に向えば恐らく50分内で到達出来た様には思われる。どちらにしてもかなり勾配も距離もあり厳しい登山である事は確かである。(出来るなら消耗の激しい夏季は避けたい)

ここから北に向いての寺院境内全域が城跡と見受けられるが、現状寺院として後世にどこまでの改変があったのかは想像に任せるしかない、独自で判断すれば郭跡はそのまま敷地として転用されていると解釈しても良さそうには見受けられる。城跡の全長は300m以上はありそうで切岸をもって郭を形成し相当な規模を所有している、遺構においては最大の見所でもある巨大な壁の如く聳え立つ大土塁が北郭には設けられており櫓台としても防備にも一役買っているようにも窺われる、恐らく削り出して築かれたものと思えるがここまでの大土塁にはめったに御目にかかることは出来ない。三の丸側壁には石垣跡も眼にする事が出来るがこれは古さはあるが恐らく当時の石垣遺構ではない様に思われる、最上段に位置する本殿が主郭に相当するものと思われるがその西側を下りた登山道沿いには岩を削った溜め井戸も備わっておりこちらは案外当時の遺構かも知れない。

文献によると白山城跡から東側を下りた別峰にもこの城塞群の一翼を担ったと思われる掻上城跡なる出城が存在するらしいが、白山城跡に到達するまでの急崖を登り切り既に他の山城も訪問した後であったので体力も消耗しており別峰まで踏破するには至れなかった。しかし西側の急崖を登り切り山上主郭を極めた後の達成感は半端なものではなく下山した後で麓から山容を振り返り眺めるだけで何ともいえない爽快感、満足感が体に滲む様に押し寄せてくるのである。(これを味わう事が出来るのが山城探索のおいしい部分でもある)

5_2 赤崎集落より遠望

3si 城跡概念図

35_sinmeiji_saijyoudan_kaku_1 本殿主郭跡

35_sinmeiji_saijyoudan_kaku_2 主郭北側

37 北段郭

40_kaku_oohiroma_1 三の丸に相当

43_daidorui_3 北郭大土塁見所

44_dorui_kita_kaku 大土塁より北側の郭

45_heki 登山道より主郭切岸

« 但馬白山城跡(兵庫県豊岡市) | トップページ | 奥氏城跡(三重県伊賀市) »

兵庫(但馬地方)の山城」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1070646/24120331

この記事へのトラックバック一覧です: 進美寺城跡(兵庫県豊岡市):

« 但馬白山城跡(兵庫県豊岡市) | トップページ | 奥氏城跡(三重県伊賀市) »

無料ブログはココログ