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2008年10月 1日 (水)

沼城跡(兵庫県丹波市)

new 兵庫県丹波市氷上町沼にあって集落の西側から北東に突き出た痩せ尾根上が城跡、戦国期に置いては足立氏の居城と伝わるがその後の詳細は不明

城跡へは県道7号を篠山から北上した場合「御油」の交差点を過ぎて北近畿豊岡道の高架下を潜った後左折、山の裾野の道路を南側に向いて少し走ると道沿いに「遊歩道」と書かれた木の大きな看板が目に入る、ここからが登山口で山側にある民家の間の山道よりフェンスを開けて道に従いルート図の如く北に向いてしばらく上ると行者道と合流する。後はほぼ道任せで上ることになるが時折沼城の案内板が目に留まるので確認しながら上れば30分前後で山上主郭までは辿り着ける。

城跡に到達するまでには郭跡らしき削平地、物見らしき跡が数箇所痩せ尾根上に確認出来るが登山道は岩で覆われた箇所や急斜面が多く中々厳しい登山になる、もちろん険峻な山城なるが故の事で更に行者道ともなれば止むを得ないであろう。(藪漕ぎが無い分少し楽に感じる)

城跡はこの時期(九月)ではあるが樹木も下草も比較的少なく、ある程度整備されているので山上郭群の遺構は全て判別確認可能な状態となっている。痩せ尾根上の最高所にある主郭は砦規模で全体的に見ても小規模な城跡ではあるが、遺構残存度も高くおまけに状態も良いので険峻な地に築かれた往時の山城の様相及び雰囲気を存分に味わい堪能する事が出来る。自然大岩を郭に取り込み壁とし縦堀も必要としないほどの切り立つ崖をもって人馬を拒み、更に尾根を遮る形で数箇所に見られる巨岩は誰も寄せ付けない天然の大土塁となり圧倒的な迫力と存在感を示している。

小規模ではあるが人を寄せ付けない険峻なる山上に自然岩を取り込み痩せ尾根を削平して築かれたこの城跡は自分が常に追いかけている「これぞ山城」と呼ぶに相応しいので、印象に残る山城の一つとしてとして数えられるものになった。

尚、概念図にある様に登山道中の北東最高所地点からは北西側に別登山道がありこの斜面を少し下りて行けば城中最大と見受けられる居館跡の如く規模の大きな郭跡があるのでそれも見逃してはならない。

1route 登城ルート

3nu 城跡概念図

61_yasiki 北西側の城中最大規模の郭見逃すな!

28_kaku 尾根上の郭跡

30_koguti_ka 自然岩利用の虎口か

34_sanjyou_kaku_kitagawa 山上郭群

36_shukaku 主郭

39 南郭1より下段

44_gedan3_minamihasi 南郭3

45_gedan3_yori_ooiwa 南郭3より上段大岩

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