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2008年10月25日 (土)

本郷城跡(兵庫県篠山市)

兵庫県篠山市西紀町本郷にあって、集落の中央に位置する松隣寺背後の険峻な山の山上が城跡、別名草山城とも呼ばれ八上城主である波多野氏の傘下に入っていたと思われる細見氏の居城と伝わる

城跡へは国道173号を北上した場合、既に掲載済みとなっている福井城跡のある「福井」の信号を通過し、しばらく走って一般道300号に進入、そのまま道に任せれば集落に入った辺りで道路沿いの松隣寺の案内板が眼に留まるので、ルート図の如く寺院を目指せば広い駐車場までは到達出来る。到着後は寺院最奥の墓地からの直登になるが、そのままほぼ真南に向いて上れば15分程度で山上に辿り着く事が出来る。尚、下山においては最初から登って来た道を引き返すのは至難の技である事が分かっていたので、最短コースである北東側道路へ向いて降りたが、丁度麓には畑地と墓地もあり無事に降り立つ事が出来た。

城跡は外見から判断出来るように険峻な山であり、その山上を削って削平し築かれたもので、ほぼ単郭構造ではあるが西側に堀切を挟んで幅は狭いが50~60mはありそうな郭跡が付随している。規模は小さく防御における技巧的な遺構は堀切及び主郭西側にある土塁のみ(縦堀に見える箇所はあったが判別は難しい)で余り見応えがあるとは言えない。恐らく麓にある寺院あるいは畑地に居館跡があり、山上郭は非常時における詰城あるいは平常時の物見機能であった様に窺われる。

現状(7月)夏季とは言え山上までの上り下りは藪漕ぎするまでには至っておらず、シンプル過ぎる縄張りの為に遺構の判別確認は容易に出来る状態にある。もちろん山上郭群においては藪化進行中である事からも冬季訪問がベストではあるが、現在でも藪に悩まされる事は無いので四季を問わず訪城は可能であると言える。

1route

登城ルート

6 寺院登山進入口

3d 城跡概念図

10_shukaku_kisi 主郭

8_obi_2 10 主郭帯郭

10_shukaku_kisi_2 主郭切岸

15_horikiri_1 西側堀切

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