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2008年10月20日 (月)

尾上城跡(京都府与謝郡)

new  京都府与謝郡加悦町尾上にあって、個人的には丹後地方における山城訪問リポートとしてはトップを飾る事になった城跡になる、新井氏の居城と聞くが詳細は不明

城跡へは国道176号を北上した場合、尾上地域に入れば国道から水田を隔ててすぐ右手に見える位置にあるのだが、周りが水田ばかりで目印となるものも無いので、ルート地形図から想像して城跡の位置を確認してもらうしか方法はない。目星さえ付くと国道から一直線に丘陵先端まで細い農道を歩き、突き当たりの獣避け高圧電線を越えればすぐ城跡進入口は見つかり(見つからなくてもすぐ直登出来る)、西出郭先端部には到達出来る。

城跡は現状東側が民家及び住宅地あるいは畑地になっている為に、どれだけ地形改変があったのかは想像するしか無いが、肝心の主郭周りは社殿もある事からか人の手も入っておらず、荒れ放題ではあるが土塁、空堀、堀切などの遺構が判別確認出来る状態にある。もちろん主郭を形成している切岸も鮮明に残存しており全体の残存度は非常に高いものと言える、特に城跡南側は水田脇の小川まで高い高低差を以って直接切岸が鋭角に落ち込んでおり、当時の丘城としての状態を想像させるものともなっている。現在の東民家側は地形的には広大な平坦台地となっているが、案外本来からこの様な縄張りプランであったのかも知れない。

1_2 登城ルート

5 城跡進入路

3on 城跡概念図

7_nisi_kaku 西郭

10_horikiri_dobasi_1 堀切土橋

15_shukaku_kita_dorui_2 主郭の土塁

21_yagura_e_dorui_1 主郭櫓台切岸

20_yagura 櫓台

24_karabori_1 空堀

27_higasi_yasiki 広大な屋敷跡地

外見から判断する処、小規模な砦跡を想像して赴いたのだが予想に反して規模は大きく、山城とまではいかないので技巧的な遺構は求められないが充分に満足感を得る事は出来た。国道から10分内で訪問出来る環境にあるので国道を通った際には軽い気持ちで立ち寄ればそれ以上の期待には必ず応えてくれる、そんな城跡の一つである

城跡は地形から察する処、道路を隔てた東側の尾根上も城域になるのかも知れないのだが、今日の訪城予定を考えれば長居は出来なかったので踏破までには至らず、次の目的地に急ぐ事を優先した。

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