行永城跡(京都府舞鶴市)
京都府舞鶴市行永にあって密集する公営住宅地の南側の独立した低山の山上が城跡、城史に関しての詳細は不明
城跡へは西舞鶴と東舞鶴を結ぶ県道28号からルート図の如く県道51号に入り少し南下、東側へ橋を渡り行永地区に進入すれば小高い山が見えてくるので城跡の位置確認は容易に出来る、城跡への進入ルートは説明し難いので概念図を参照して頂き、道路沿いの小さな民家(無住?)の背後を回り込んで墓地跡に向えば既に城域となる。ここからは勝手に山に入り込んだが本来この山には個人所有者がいるものとも思われ(確証は無い)、一応入山許可を得る事が必要なのかもしれない、、しかし個人的には見たい気持ちが優先し多少遠慮の気持ちを持ちながらの無断探索となった。
現状(10月)城跡は自然任せの風化中にあり、地表は荒れ放題で雑木も生い茂って視認にも難渋する状態にあるが、城域が広くなく移動に困難な状況までには至っていないので遺構はほぼ判別確認出来る状態にあると言ってよい。城跡の見所としては高低差のある切り立つ崖状の郭切岸が真っ先に挙げられ、最高所にあたる主郭周囲の切岸及び西郭群の直立に近い切岸は状態も良く凄いものが拝める、低山なるが故の策であろうがそれにしても見応えがあり過ぎてテンションも上がりっ放しの状態である。
一般的に言えば堀切(空堀)あるいは土塁などの遺構は形状としてある程度写真画像に残せるのだが、この高さのある直立した切岸などの状態は説明し難く、画像としても成立し難いので現地で直接目の当たりにして、高さと状態の良さを体感して貰うしか方法が無いのが現状である。
北側の橋より遠望
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